こんにちは。空き物件スタイリングでお部屋と笑顔を繋ぐ!
おへやニストの芝垣茜です。
6月ですね。今月で1年も折り返しになるのかーと思うと、やはり早いなと思います。
まるで風向きが変わったかのように(?)最近は営業に出ることが増えました。本当にありがたい限りです。慌てて白髪染めたり、ネイルやったり身なりを整えました(笑)
私はルームスタイリスト・プロ有資格者で、ホームステージャー1級の資格も持っています。
何度か触れてきていますが念のため…
ホームステージングとはアメリカ発祥の手法で、不動産物件に家具や小物を設置して成約率を上げるというやり方です。(住まいを舞台に見立てて演出する、ということなのです。)
(昨年私が実施したファミリー物件のホームステージング写真です)
ルームスタイリストで学んだことは、まさにホームステージングの現場で活かせることばかり(室内の色やテイスト、家具のレイアウトなど)このことがもっとルームスタイリストを学ぶ人に浸透し、ご自身の活躍の場を広げていってほしいなと思ってます。
そして数か月前から準備を進めていましたが、CG家具配置のホームステージングを含めたバーチャルルームツアーの作成(近々正式に詳細を追加します)について現在問い合わせを多くいただき、先月から事業者さまとの面談の機会に恵まれています。
ここでまだあまり知られていない、 リアルなホームステージング と CGによるホームステージング ってどのように違うの? ということを特筆しておきます。
あくまでも、私見ではありますが(笑)
リアルなホームステージング
どうしてもコストが高い (何十万~)
マンパワーが必要 (家具を用意し運び込むのです)
入居する人物を想定しての訴求力が高い
バス・トイレなどもステージング可
CG家具配置のホームステージング
コストが安くできる (家具を用意・運び込む必要がないから!)
作業はひとりでできる (撮影⇒CG合成まで覚えればOK)
人物像の詳しい想定が難しい
メインルーム以外のステージングが難しい
正直なところ、これまでリアルなホームステージングのサービスは日本ではなかなか普及してきませんでした。欧米との文化の違いはもちろんありますが、どうしてもコスト面に関しても大きいです。(ファミリー物件のホームステージングは安く見ても数十万単位のお金がかかります)
けれど「こういう人物に入居してほしい」という詳しい人物像があるのなら、やはり人の手で施すリアルなホームステージングのほうが強いと思います。
(ピンポイントに個性のあるステージングは、まだCGでは難しいのが現状。この先は精度が上がっていくのかもしれませんけれど)
※フィットネス勤務の女性を想定したホームステージング。
※リモートワークをする男性を想定したホームステージング
トイレやお風呂なども、演出することが可能。
それに比べると、家具の用意や運搬が必要ないぶん、CG家具配置のステージングは格段にコストが安いです。
※上の4つはCGによる家具配置をした写真。
人件費や運搬費がかからないぶん、お安く試せるのは何より嬉しいところです。
しかし、バス・トイレなど…少しだけタオルやブラシなど用意したい、ひっかけるグリーンを用意したい等も、まだCGでは難しいところ。
(AIによる自動CG家具生成をしたところ、なぜキッチンの目の前にベッド置いちゃうの!みたいなこともあります/笑)
リアルなホームステージング、CG家具配置によるホームステージング、どちらにも良さはあります。どちらかを否定する意図はありません。
いずれもメリットやデメリットがあるので、そこを踏まえたうえで顧客に説明し、より良い方法を提案していけるのが望ましいですね。
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