こんにちは。素敵なひとり暮らし、実家暮らしを応援します!
おへやニストの芝垣茜です。
少しずつルームスタイリストの講座の申し込みや問い合わせが増えてきてます♪
今月はまだまだ、今日もこれから楽しい講座開催です(*^-^*)
さて、昨日は本当に久しぶりに! 美術鑑賞にいって参りました。
画家が見たこども展
ゴッホ、ボナール、ヴュイヤール、ドニ、ヴァロットン
※こちらは公式サイト(こちら!)のスクリーンショットです。
この三菱一号館美術館の開館10周年を記念して企画されたのが、今回の展示。
しかし会期2月からということで、新型コロナウイルスの感染拡大防止の自粛に伴い、長い間の休館を余儀なくされていました。それがつい先日再開館を果たし、当初は6月7日までだった会期が2週間延長になり、そして9月まで再度の延長が決定しました!(後述します)
さて、私はもう何度も通い慣れたいつもの美術館です。
美術館巡りは大抵ひとりなのですが、今回は珍しく友人と一緒に赴きました。
とにかく混雑を避けるための万全の態勢。
日時を事前にネットで予約してからの来館のみ。入り口で検温、手指の消毒とかなりの徹底ぶり。密を避けての開館で、かなりゆったりと見られたのはかえって嬉しかったです。スタッフのみなさまがたは本当にお疲れ様です!
音声ガイドが気になっていましたが、貸し出し中止とのことでした。ざんねん…。
今回の展示は企画の名のとおり、子どもを描いた作品を集めたもの。
1888年~1900年頃にパリで起こった芸術運動、【ナビ派】の作品が主となっています。
(ナビはヘブライ語で予言を意味する「neviim」からきているのだそう)
相変わらず美術には疎い私ですが(笑)
かのゴッホやボナールの作品が間近に見られるというのは、思わず背筋が伸びてしまうものでした。
※撮影可能なエリアです。
子どもというと私の場合は純真、無邪気、あどけない、稚いといったイメージが先行しがちなのですが、同展にはいろんな視点で日常を切り取った子どもの絵があります。
微笑ましい光景を描いた印象派もあれば、亡くなった子どもの骸を抱きしめ「貧富の差」を痛烈に醸し出す作品もあり、子どもを通して描き出すものは様々。見ごたえのある内容でした。
※展示室に何か所か、「本来ここにも絵が飾ってあったのかなあ」と思わせるスペースがありました。不慮の事態で貸し出しが続けられなかったのかもしれません。同展の苦労がしのばれました。
※こちらも撮影可能エリアです。
こちらのフォトスポットはフェリックス・ヴァロットン画 「可愛い天使たち」 (三菱一号館美術館所蔵) の絵を再現したコーナー。
個人的に気になっていた絵だったので、展示室の先でフォトスポットがあって嬉しかったです。子どもに混ざってみました(笑)
同作品は紙に描かれた木版画。
よく見ると警官がみすぼらしい男を連行していて、子どもが無邪気に集まって笑っているというシニカルな一作。
こういった風刺的な木版画は、油彩など他の画法より強烈に印象に残るのが不思議ですね。
そのほか古い写真などの展示もあり、最後まで楽しんで拝見しました。
同展は会期が再延長になり、9月22日までとなりました。
作品の貸し出し交渉を行う学芸員さん、運営するスタッフの方々も再開にあたりずいぶんと尽力されたこととお見受けしました。
春からずっと心苦しい報道ばかりが耳に入ってきましたが、同展はそれを忘れさせてくれる非日常へ導いてくれました。
気になる方はぜひ、9月までに訪れてみてはいかがでしょう。
同展の詳細についてはこちら!
同展の拝観は必ずネットより事前予約が必要となります。詳細は公式サイト内の【チケット/ご入館案内】をチェック
三菱一号館美術館の公式サイトはこちら!
お読みいただきありがとうございました♪