こんにちは。素敵なひとり暮らし、実家暮らしを応援します!
おへやニストの芝垣茜です。
バレンタインも間近な週末ですね♪ 東京はみぞれもちらつく寒さですが、街中はバレンタインで熱く賑わっているように思えます。しかしこの週末は特に雪がひどい地方も多いようですし、大きな被害が出ないといいなと願ってます(*_*;
さて、昨年亡くなった故人の遺品整理を続けているという話を書いてきました。今も継続なうです。
とにかく古い書籍が多い! と嘆きながら、資源ごみの日に出せるように週に一度はいらない書籍を確認して紐で縛っていますが、そんななか、昨日はかなりの骨董品を見つけてしまいました(笑)
武士道名鑑??(;^_^A 旧漢字で「絵本義士銘々傳」とあります。
京都の風祥堂発行だそう。
そもそも、紐綴じというところが相当な年代物ではあります。
中身はこんな感じ。印刷物ではあるのですが、紙(藁半紙?)を紐で閉じた仕様。
奥付です。なんと、明治42年初版(@_@) 印刷は星野文星堂とあります。
うちの両親はふたりとも印刷に関わる仕事をしていたので、さすがにこの名前を知っていたそう。残念ながら同社は現在は現役ではないそうです。
まさか明治時代の書物を目にするとは思わなかったので、私も驚きました。
祖母は大正生まれですが、13年前に亡くなった祖父は明治生まれでした。
そのほかにも、昭和34年の書物を見つけると……。
なんと、検印が。
昔は出版部数の把握のために、こうして著者の名前と番号を振った検印を行っていたのです。この検印制度は同じ昭和34年に廃止されていますので、この本は検印を行った最後の年に発行されたのですね。
しかしよくみると「昭和50年に第13版」とあります。
初版が昭和34年以前であれば、検印を続けていたということでしょうか。なかなか貴重な資料かもしれませんね。
断捨離の途中で歴史的書物に出会うのはなかなか感慨深いものです。
しかし、メモリー(思い出)の多いもの、希少なものは捨てづらいので私も困るところです(~_~;) 所有者は私ではないので、家人に相談はしたものの……
捨てたか捨てないかは、ご想像にお任せします(笑)
とりあえず、今週の資源ごみに出せたのはこれだけ。
紐で縛って運んでと、モノを捨てるのもなかなか体力を使います。できるうちにやっておきましょう。
整理とはいらないモノを処分することです。片付けはまず捨てるところから!