でも今年は休みが規定の6日しかありません。
確か去年は9日か10日あったように思うのですが。
それで休みにも入ったということで、今日は本を3冊ばかり買ってきました。
1冊目は、今まで何度か書いた塩野七生の「ローマ人の物語14-キリストの勝利」です。
塩野七生は1992年から1年に1冊づつのペースでこの「ローマ人の物語」を出版しています。今回は14冊目ということで、この長い長い物語も後1冊というところまできました。
今回はローマ皇帝としてはじめてキリスト教を認めたコンスタンチヌス大帝の死後に即位した皇帝コンスタンティウスやその後に即位し、背教者ユリアヌスとして有名な皇帝ユリアヌスの時代(西暦300年代)を扱っています。
皇帝ユリアヌスは、前にも書きましたが辻邦夫の「背教者ユリアヌス」の主人公になった皇帝です。塩野七生が「ローマ人の物語」を始めてから、このユリアヌスをどのように描くのかとても興味を持っていたのですが、今回ようやくそれが実現することになりました。
読むのがとても楽しみです。
それからもう一冊が立花隆の「東大と天皇-大日本帝国の生と死」です。
立花隆は、「田中角栄金脈問題」や「脳死」等で有名なジャーナリストです、筑紫哲也の「ニュース23」にもよく出演し、筑紫と対談しています。
彼が、自らの出身校である東大を1つのキーワードとして、明治から昭和の敗戦に至るわが国の現代史を学生にもわかりやすいように書いたものです。
明治以降の近現代史というのは、私の最も関心の高いものでして、今日も本屋でこの本をみつけるとすぐに買ってしまいました。
明治以降の近現代史で好きな本と言えば、まずは司馬遼太郎の「坂の上の雲」と江藤淳の「海は甦える」、あるいは最近では半藤一利の「昭和史」や以前の作品である「日本の一番長い日」や「ノモンハンの夏」あたりが頭に浮かびます。
小説としては、野上弥生子の「迷路」や高橋和己の「邪宗門」、最近では加賀乙彦の「永遠の都」あたりがすぐ思い浮かびますが、これらは戦前から戦後にかけての昭和を扱った小説です。
このようにわが国の近現代史、中でも昭和史は私の最も関心の高いジャンルでして、「東大と天皇」というタイトルは、もうそれだけで私の関心を引くのに十分でした。
そして今日買った3冊目がドストエフスキーの「賭博者」です。
(イメージ画像は下のものしかありませんでしたが、実際は改訂されて表紙も変わっています。)
今新潮文庫は、文字を大きく印刷しているらしく、これも文字の大きい改版が出ており、それを買いました。
ドストエフスキーのものでは、実は次は「悪霊」を読もうかと思っていたのですが、今日行った本屋には「悪霊」の改版がなく、この「賭博者」を買いました。賭博(ルーレット)の魅力にとりつかれて身を滅ぼしていく人間の物語と書いてあります。
と、こういうわけで今日は3冊買いました。
あまり脈絡のある買い方ではありませんが、どれもなかなかおもしろそうで、どれから読もうか考えているところです。


