最近仮追加のカードが多く、また、大きな仕様変更もあって戸惑ってる方も多いと思います。私もかくいうその一人。ここはそれらのカードに関して私なりに検証し、考察させていただき、仮追加の波にぜひ乗っていって、DOLをますます楽しんでいただければと、仮追加カード特集を組むことにしました。みなさまの助けになれば幸いです。


第一回は「色つき封魔石の欠片と未完のキューブ」に関してです。


○No.555~557、未完成の緑石未完成の青石未完成の赤石
○No.558~560、緑色の欠片青色の欠片赤色の欠片

 今回のVerUPで基本的なクリーチャー破壊カードであったNo.105未完のキューブと基本的な魔法破壊カードであったNo.106封魔石の欠片のコストが150から200に上がり、かわりにそれぞれ三色のアイテムがCP150で追加されました。それぞれ、コストが安くなった分、相手にメリットを与えるか自分にデメリットが発生するかという仕様になっております。効果がそのものは分かりやすいので、主にそれぞれの色別で、そのメリット・デメリットに主眼を置いて解説していこうと思います。


・緑色
 どんなクリーチャー・魔法でも破壊できる代わりに破壊されたクリーチャー・魔法のCP÷4を破壊された相手に与えてしまうカード。このゲームの一番の生命線とも言えるMPを提供してしまうため、この三種の中では扱いにくいでしょう。特にCP200以上を撃墜すると相手にこのゲームの基本的なMPの単位である50を与えてしまうのが痛いです。相手のMPを読みきれる状況であれば、No.104心削りの石などでアフターケアを計るようにするといいかも。入れるなら心削り系のデッキか。破壊でMPを与えておいてNo.418暴走する魔力につなげる戦い方も熱いかもしれないです。

・青色
 どんなクリーチャー・魔法でも破壊できる代わりに破壊されたクリーチャー・魔法のCP÷100を相手がドローできるというカード。MPの概念によりドローがさほど強力ではないこのゲームにおいては、三種の中で一番相手方に与えるメリットの性質からして扱いやすいと思われます。ただし、ドローデッキ(篭手を利用した手札の回転でMPやLPを稼ぐデッキ)、およびNo.292アンチフィールド下などといった状況では相手に選択肢を与えやすい点に注意。どんなデッキにも比較的オススメ。ただし、使用状況は選ぶこと。たとえばNo.16リリスに当てたりすると、相手にMP300を与えつつドロー三枚追加ととんでもないことになる。

・赤色
 どんなクリーチャー・魔法でも破壊できる代わりに破壊されたクリーチャー・魔法のCP×2.5が自分のLPダメージとなるカード。追加された三種の中で唯一自分に影響する性質のカードのため、デメリットを逆手にとって、他のカードと違いこれを生かした使い方を考えることが出来ます。たとえば、No.274絶対防御やNo.380深緑の守護天女と併用することでLPダメージをなくしたり(これにさらにNo.54爾来を併用すると効果的)、No.292アンチフィールドによってMPを供給されるための布石にしたりするなど非常にアグレッシブなカードといえるでしょう。ただし、命削り系のマジックを使用してくる相手には注意が必要。入れるならアンチフィールドを利用したデッキ、あるいはLP回復を意識したデッキが良いでしょう。


・総評
 汎用性が高いのは青色ですが、もそれぞれの性質を生かした使い方が可能と思われます。用途に応じた分散、という観点では上手く行っている仕様変更だと思われます。従来のNo.105未完のキューブ、No.106封魔石の欠片はかなり扱いづらくなりました。未完を使うぐらいならCP200のNo.261生命の滅亡やNo.404破壊石Lv2、No.408封魔石Lv3を使うのが良いでしょう。今後はこれらのカードにどうメスが入っていくかがDOLの大きな分岐点になりそうです。
 ちなみに、装備カードを装備してもクリーチャー自体のCPが大きくなるわけではないので、破壊された際のメリットが薄くなります。これらのCPに依存したメリットを持つ亜種が使われる可能性が非常に高まった今回は、残念ながら、装備カードの地位は低下したといえるでしょう。
 また、余談ですがNo.255変質するキューブ、No.256封魔の水しぶきで生産されるのは変わらず未完のキューブ、封魔石の欠片であるため、これらのカードの価値は相対的に上がっているものと考察できます。外したときの被害は大きいですが成功すればMP400でMP600分の生産が可能となるためです。


・状況

 No.105未完のキューブ、およびNo.106封魔石の欠片のCPが50上がりその廉価版が登場しました(詳細は後述)。そのため、訓練デッキと通常デッキの差が発生し50分のMPが浮くか浮かないかという状況になっております。また、この仕様変更により、破壊系カードをアテにした小型デッキの弱体化が予想され、大型カードを利用したデッキが有利になると見込まれます。詳細は下に記しますが相手に応じてメリットが発生or自分にデメリットが発生するシステムになったため、反転進化エレメント(処方箋③精霊編参考)、三頭の赤き龍などの擬似残留系を採用すると大きなメリットを得られることになりそうです。
 この仕様変更は、封魔石の欠片・未完のキューブそれぞれの万能性に悩んだDIN様なりの考慮があってのことでしょう。ただし、他の破壊カード(滅亡・破壊石・封魔石)に手が回っていない、訓練デッキでないと勝てない、亜種の誕生により多数のクリーチャー破壊カードを組み込めるため、クリーチャー破壊カードが優勢な時代が来るのでは、などの声が上がっており、まだまだ予断を許さない状況といえそうです。


 いかがでしたでしょうか?このように検証をさせていただこうと思いますのでなにかありましたらお気軽に意見を寄せてくださいませ。それでは、皆様の快適なDOLライフを祈って。