「んっ・・・ぁっん・・・しょ・・ちゃ・・・ぁっ」
揺れる腰が止まらないのに、揺らす腰が止まらない。ナカは熱くて熱くているのに、しょーちゃんは少し涼しい顔ででも額に汗を浮かべて、雅紀って呼ぶ。
「雅紀、雅紀・・・」
僕の額の髪を撫で上げるその仕草にさえ反応してしまうのに、その後に甘く口づけが何度も降りてくるから舌を絡みつかせて絡ませた脚に力が入って、奥がきゅうってしょーちゃんを抱きしめて、浅ましくねだる腰つきとしょーちゃん好きって言う言葉が止められない。
しょーちゃんが一回イけよってさっきまでの焦らす手つきじゃなくて、追い詰める手つきで僕を何度も擦りあげるから頭の片隅に残る恥ずかしいって気持ちまでもがわからなくなる。
しょーちゃんの躰を辿る指が、擦りあげる手が、ナカを穿つ腰が、まるで僕の中の全部を外に引きずり出すような気持ちよさを連れてきて、引き攣るみたいに脚の指先にまで力が入る。
「しょーちゃっ・・・イク・・・いっちゃっ・・・」
「イケよ、雅紀」
耳元で強く囁くしょーちゃんの低い声に反応するみたいに躰が二度三度と跳ねあがって、しょーちゃんと僕の間に薄い白濁が飛び散った。