こんにちは。
現在開催されているAFCアジアカップ、準決勝にてイランvsカタールの試合が行われました。
結果は…
イラン2 - 3カタール
イランが敗れました…
なんでだよ…
信じられない。
これで決勝はヨルダンvsカタールになりましたが、これはもうカタールの連覇が濃厚ですね。
いやだなぁ…
でも、私が予想してた決勝の組み合わせは韓国vsイランでしたので、私のカタール連覇という予想も外れるかもしれませんね。
それにしても、カタールって不思議ですよね。
アジアカップでは連覇王手するぐらい強いのに、ワールドカップでは3戦全敗で得点はわずかに1点のみ、出場国の成績ランキングでは最下位の32位でした。しかも3試合すべてがホームなのは勿論の事、開催国なのでグループ分けにおいてはポッド1に入るという大きな恩恵も受けています。それでも、あの結果でした。
なお、カタールの場合はワールドカップ出場といってもそれは開催国枠あってのものであり、最終予選を自力で突破してのワールドカップ出場は一度もありません。
他のアジアの中堅国だってそうです。
アジアカップ今大会においても、ヨルダンやカタールはもちろん、イラクやタジキスタン、タイなどが善戦しています。
それなのにワールドカップの最終予選となると、途端にパワーダウンして日本・韓国・イラン・豪・サウジの5強に圧倒されて予選落ちとなっています。
この差、この違いって何なんだろう?
よく行われる考察として、アジア枠が4.5しかないワールドカップ・アジア予選においては、他の国々は内心もう諦めがついてる状態なのではないかというものです。
もちろん、選手も監督もスタッフも気持ちの面では全力のつもりです。
しかし、それでも心の冷静な部分では「アジアの5強ですら1ヵ国はプレーオフになるぐらいの厳しい門だし、結局、他のアジア中堅国に可能性は無いよな…」という自覚が出てしまうのだと思います。
事実、2006年大会で北朝鮮が出場してからの2010、14、18、22は、すべて上記で挙げたアジア5強のいずれかが出場枠を独占しています。
しかも、アジア予選はアジアカップ本選とは違い、1発勝負ではありません。
ホーム&アウェーがある上に、総当たりで合計10試合を戦います。
「そのとき調子が良かった」「そのとき運が良かった」だけでは突破が不可能なのが、最終予選です。
実際、18年予選ではUAEが日本に勝ち、22年予選ではオマーンが日本に勝ちました。
しかし最終結果においてはUAEもオマーンも生き残れず、日本が出場枠を獲得しています。
これでは正直、アジア中堅国にしてみれば萎えますよね。
そういうのもあって、1発勝負という可能性と希望のあるアジアカップのほうが、アジア中堅国にとっては気合が入るというものでしょう。
ワールドカップも26年大会からはアジア枠が8.5になり、アジア中堅国にも出場の可能性がグッと上がりました。
しかし、それでもやはりアジア予選は6ヵ国3チームに分かれて行われるため、総当たり10試合という形は変わっていません。
そうなるとやはり、日本・韓国・イラン・豪・サウジが5枠を持っていくのはほぼ決定的で、実質、残りの3.5枠をその他の中堅国が奪い合う形になるものと思われます。
どの国が勝ち取るんでしょうかね?
私は、UAE、カタール、イラクが3枠を、残りの0.5枠をオマーンが持っていくと予想してます。
中国は残念ながら無理だと思います。
まぁでも、わかりませんけどね。
それこそ、枠が8.5になったことでアジア中堅国が目の色変えて挑んだ結果、アジアの5強が崩れる可能性もあるとは思います。
出場枠拡大がどのような化学反応を起こすのか、今から楽しみですね!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
では、また(^-^)