白山市松任ふるさと館。
石川県の松任駅の近くにある文部科学省登録有形文化財です。
明治・大正・昭和に渡って金融・米殻・倉庫業の分野などで活躍した吉田茂平氏の私邸で、もともとは市内安吉町にあったものを、大正元年に交通の要衝である現在地に移されました。
昭和五十七年に当時の松任市(現在の白山市)が吉田家からこの邸地を譲り受けて、憩いの場を備えた文化施設として開館したそうです。
本日はこの白山市松任ふるさと館の庭園・紫雲園にある灯籠や石などを紹介します。
岩の間に小さな灯籠。
かわいいですね(´Д` )。
こういうの好きです。
こちらには祠のような灯籠のようなものがありました。
こちらは四脚型雪見灯籠です。
香川県の庵治石が使われています。
四脚変型二重塔です。
香川県の小豆島石が使われています。
たぬきさんもいました。
石像のたぬきさんですね。
こんにちは(´Д` )。
春日型石灯籠です。
愛知県の岡崎産の石が使われています。
濡鷺型石灯籠です。
こちらの灯籠にも愛知県岡崎産の石が使われています。
紫雲石です。
豊臣秀吉の七名石の一つで、江戸時代に加賀藩と粟崎の回船問屋・木谷藤右衛門が大阪にてこの石の入札で争い、敗れた加賀藩士が切腹したことから、「加賀藩士腹切りの石」とも言われているそうです。
こちらは貴船石です。
京都府の石だそうです。
園内の所々には手水鉢もありました。
一つ一つが個性的で見応えがありました。
以上、白山市松任ふるさと館の紫雲園にある灯籠や石などを紹介しました。
個性的な灯籠や名石が見れて良かったです。
これにて白山市松任ふるさと館の紹介は最後になります。
お読みいただき、ありがとうございました。
参考:白山市松任ふるさと館パンフレット
紫雲園内の各案内板