加賀市 子安神社① 御祭神と歴史 | 金沢徒然日記

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日々金沢中を徘徊している暇人ぱんだが、つれづれなるままに加賀百万石の文化都市、金沢のことを書き綴ったブログ。金沢の観光スポット、神社仏閣、文化施設を深く深く掘り下げて紹介していきます。

加賀温泉駅(´Д` )

加賀温泉郷の玄関口たる駅です。

本日は、この加賀温泉駅の近くに鎮座する子安神社について紹介したいと思います。

なお、写真が多いので2回に分けて紹介させていただきます。


​子安神社

立派な鳥居と社標ですね(´Д` )

まずは基本情報です。

神社についての由緒書きは見つからなかったので、石川県神社庁のホームページを参考にしました。


​◯御祭神:木花開耶姫命・応神天皇
◯鎮座地:石川県加賀市小菅波町
◯創立年:不詳

当社の創立の年代は不明ですが、もともとは小菅波社と称していました。

明治十七年に現社名に改称し、明治四十年には八幡社を合祀しています。


子安神社

これはなんでしょう(´Д` )

奉納と書かれていますね。

机かな(´Д` )?


​子安神社

階段を登って右側に進むと拝殿です。

結構広いですね(´Д` )


​子安神社 手水舎

こちらは手水舎。

大きいです(´Д` )


​子安神社 拝殿

拝殿です。

御祭神は前述のように、木花開耶姫命と応神天皇です。


木花開耶姫は山の神である大山祇神の娘で、天孫の瓊瓊杵命の妃となり、火照命・彦火火出見命・火明命を産みました。

富士山の神様として浅間神社にお祀りされています。

一夜にして身籠ったために、瓊瓊杵命に疑われてしまい、潔白を証明するために産屋に火をつけて御子たちを産んだという逸話があります。

子授け・安産・育児の神「子安神」としても広く信仰されている女神様です。


応神天皇は、仲哀天皇と神功皇后の皇子で第十五代天皇です。

皇室の祖神・源氏の氏神として信仰され、武家の守護神になった八幡神と同一視されています。


先述のように、当社は明治四十年になって八幡社を合祀したようなので、おそらくもともとは子安神社の御祭神は木花開耶姫命一柱であったと考えられます。


子安神社 狛犬

狛犬さん。

遠吠えしているみたいですね(´Д` )


​子安神社 狛犬

もう一体の狛犬さん。

こちらはどっしり構えています(´Д` )


​子安神社から見た景色

子安神社から見た景色です。

遠くの山々が綺麗ですね(´Д` )

ちょうど桜が咲いていました。


以上(´Д` )!
加賀市に鎮座する子安神社の御祭神や歴史を紹介しました。
次回は子安神社の境内にある安産祈願の藁や夜泣石について紹介したいと思います。
またご覧いただければ幸いです。