甲斐の虎と恐れられたこの名将は、かつて兵越峠を通って信濃国から遠江国に進軍したという。
もともと信濃国と遠江国の国境に位置していた兵越峠は、現在では静岡県と長野県の県境となっている。
実はこの兵越峠では、令和の世になっても信濃国と遠江国の国境を争う激戦が繰り広げられている。
その名も(´Д` )。
峠の国盗り綱引き合戦(´Д` )
静岡県浜松市天竜区水窪の「遠州軍」と長野県飯田市南信濃の「信州軍」が国境をかけて綱引きするという激アツイベントである。
この綱引き合戦で勝利した軍は、国境を1メートル相手方に広めることができる。
会場の峠のには、この時に定められた国境の札が設置されている。
ただし、この国境はあくまでもイベントで定められたものであり、公式な行政の県境とは異なる。
そうでなかったら大変である(´Д` )。
長野県のことはよく分からないが、これが仮に実際の県境と連動していた場合、静岡県側は間違いなく水窪だけに任せておかないだろう。
では、どこが加勢に来るか(´Д` )。
真っ先に水窪のバックにいる静岡県最大の都市・浜松市が出てくるに違いない。
浜松市の総人口は約79万人(´Д` )。
水窪だけの人口は分からないが、およそ3000人くらいではないかと思う(´Д` )。
正直言って桁が違う(´Д` )。
それはもう一気に強くなるだろう(´Д` )。
ここが遠州軍を構成する水窪である。
美しい山々に囲まれたのどかな町だ(´Д` )。
もともと水窪町という独立した町だったが、えらい勢いで膨張してきた浜松市に吸収されてしまい、現在は浜松市天竜区水窪となっている。
ところでこの峠の国盗り綱引き合戦、海のない信濃国の信州軍は「太平洋を信州に!」を合言葉に頑張っているそうだ。
結構遠いよ、太平洋(´Д` )。
ちなみに、遠州軍と信州軍の戦歴は、遠州軍は15勝17敗、信州軍は17勝15敗で現在信州軍が2m勝利しているそうだ。
って遠州軍(´Д` )!
負けとるやないかーい(´Д` )
うをぉぉおお(´Д` )!
やっぱり全面戦争じゃー(´Д` )!
浜松市の軍事力ならぬ綱引き力を見せてやるワァァァア(´Д` )!
と、まあ冗談はさておき(´Д` )。
県境で綱引きで交流を図るとは、なかなか粋なイベントですよね。
国境をかけて綱引きするのが良いですね。
盛り上がるもんね(´Д` )。
きっと水窪と飯田市南信濃は実際はとっても仲良しなのでしょう(´Д` )。
あの辺りは現在でも交通の便がかなり悪いですからね。
きっと地元民にしかわからない苦労もたくさんあるのでしょう。
その点、水窪と飯田市南信濃は県は違えど境遇や目指すものは似ているのかもしれませんね。
これからも仲良く綱引き頑張ってください。
え(´Д` )?なんですって(´Д` )?
そうは言っても、県境をめぐって仲違いもあるんじゃないかって(´Д` )?
水窪は良くても浜松市がどう思っているのかわからないぞって(´Д` )?
あ、それは大丈夫です(´Д` )。
浜松市の敵は長野県の飯田市ではなく、たぶん静◯市ですから(´Д` )。
同じ県ですが、◯岡市とは何かと張り合っていますからね(´Д` )。
静岡県は外患よりも内憂が問題かも(´Д` )。
正直、本当に領土争いするなら遠江国対信濃国じゃなくて、遠江国対駿河国になりそうな予感(´Д` )。
い、いや静岡県仲良しですよ(´Д` )。
仲良し(´Д` )!
では、今宵はこれで失礼します。
参考:浜松市の公式ホームページ
遠山郷観光協会のホームページ