芝寿しのあなご棒寿しと炙り鯵棒寿し | 金沢徒然日記

金沢徒然日記

日々金沢中を徘徊している暇人ぱんだが、つれづれなるままに加賀百万石の文化都市、金沢のことを書き綴ったブログ。金沢の観光スポット、神社仏閣、文化施設を深く深く掘り下げて紹介していきます。

電車の旅の楽しみといえば、なんといっても駅弁であろう。車窓から景色を眺めながら食べる駅弁は最高である。そこにお酒があればなおよい。

さて、金沢駅にはいくつか駅弁を売っているお店があるが、その中でもおいしい押し寿司を提供してくださっているのが芝寿しさんである。
このぱんだ、旅行の際にはいつも芝寿しさんで大量の笹寿しを買い込んでいる。これがまたうまいのだ。笹寿し大好き。
あ、ぱんだだからと言って笹寿しの「笹」は食べませんよ。念のため。

ところが、今回の旅ではなんと笹寿しが売り切れで買えなかった。店の前でちょっと涙ぐんだが、ないものは仕方がない。代わりにあなご棒寿しと炙り鯵棒寿しを買い求めた。

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こちらがあなご棒寿しと炙り鯵棒寿し。
箱がなんだかかっこいい。

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開けるとこんな感じ。
ビニールでしっかりきっちり巻かれていた。このビニールがなかなか取れずに悪戦苦闘した。剥がれぬ。
ちゃんと剥がし方も書かれていたのだが、なにしろ吾輩は不器用である。食べる頃には手はべたべたな上に電車はすでに加賀温泉まで進んでいた。お腹すいたよぅ。

あなご棒寿しは、特撰タレで甘辛く煮込んで仕上げたという品。ご飯はタレを混ぜ込んだご飯と白ご飯の2層構造になっていた。なにこれ素敵。
香ばしく、甘辛いお味のあなごは、噛めば噛むほど甘味と旨味が出てきて美味。あゝうまい。
ちなみに、割り箸は如意棒の如く伸び縮みできるものだったが、これがうまく使いこなせなくて大苦戦した。食べようとすると縮む。あなごが掴めぬ。助けて。

そしてそして、踊りたいほど楽しみにしていた炙り鯵棒寿し!なにしろこのぱんだ、鯵が大好物である。鯵のことを考えただけでテンションはだだ上がりだ。
鯵の身は酢漬けにされており、これが独特の旨味を引き出している。皮目は炙られていて大変香ばしい。鯵とご飯の間にはミョウガや刻み生姜、大葉が挟まれている。白ごまも混ぜ込んであり、風味豊かだ。幸せ。

心残りは、これらの素晴らしい駅弁とともにビールが味わえなかったこと。売店が混みすぎていて買えなかったのだ。無念。電車が発車した瞬間に至る所から缶ビールを開ける音がして発狂しそうになった。我も!ビール!呑みたい!

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その代わりに、帰路ではビールを呑みまくった。暑い盛りのビールは最高。浜松で買ったため、ビールには「浜松出身、女領主・井伊直虎」と書かれていた。宣伝に余念がないようだ。

ごちそうさまでした。