高野山の遍照尊院1000年・50代目のご住職が、ご家族と居住しているご様子がテレビ放映されました。

 

尊院高僧ご一家の感動的な日常の一端を垣間見ることができました。朝のご本堂勤行(ごんぎょう)に始まり、注目したのが台所(火・水)の神さまに「二拍手」打って拝礼していることです。とても自然で敬虔なお姿に胸打たれる思いでした。

 

ご繁忙極める一日の時間を、迷いなど微塵も感じられず、精神の金剛なるを以て、しかもにこやかに過ごされていることに、驚きを禁じ得ませんでした。

 

俗世とのかかわりも多々あることでしょうに、根本の揺るがない信念の在り方に、学ぶことしきりでした。

 

・・・・・・「南無大師遍照金剛」 (金剛合掌)