「試金石(しきんせき)」は、物事を判断する基準(指標)、として用語使用されてもいます。

 

大神楽は獅子舞と曲芸から成る芸能です。

 

若い後継者たちへ、何を言っているかではなく、何を成してきたか、芸能として実績、社会的評価が「試金石」なのです。

 

とくにもっとも充実期である、40代の「芸」の実力とその評価こそ重要です。

 

私たち年代は通過してきましたが、当時の映像は歴史的評価の動かざる証明として、きちんと存在しています。

 

雪之介、正佐はいまこそ、なのです。

 

水戸独特の「獅子舞」「鍾馗舞」「曲芸」の良し悪し、それこそが誇りを以て後世に伝える水戸大神楽真髄の「試金石」であるのです。