端午の節句は、快晴に恵まれ、江戸時代からの「場」を巡廻いたしました。
雪之介親方、初節句の家をはじめ、五月人形でもおなじみの、破魔弓を用いる皿の曲芸の、連発でした。
もう圧倒的なラヒの盛り上がり。若い人たちも随分と在宅で楽しんでくださいました。
昨年、頸椎の手術に臨んだご主人を心配したご内儀が、お獅子さまの頭噛み、に励まされたご様子でした。今年は無事ご主人が元気になられて、車に乗り込む正佐にわざわざ「感謝」の礼を伝えてくれました。
九十六歳の母親の頭噛みをご所望のお家。ご家族みなさんと、胸いっぱいになるほどの、感激でした。
旧水戸藩御用達の御神楽師、冥利に尽きるラヒの現実に、感謝感激、ただそれだけ、でありました。