初回夢　再び

こんにちは。夢分析の心理カウンセラーやなぎです。

これまでにも何回か書いてきたことですが、今回も『初回夢』について書きます。

初回夢とは、カウンセリングを始めることが決まってから初めて見た夢のことを言います。

ただ、これが通常の夢とは異なるところがあるということは、こちらをごらん頂いている方々はご存知かもしれません。

その違いとは、初回夢はそのカウンセリングの結果や進行について多くのことを伝えてくれることが多い、ということです。

そのため、カウンセリングや治療において夢を用いる場合、初回夢というのがかなり重要視されます。

ところで、今読んでいる本があります。

これはある人の夢分析を行った記録でもあるのですが

興味深いのは、その中で重用だと思われたいくつかの夢を時系列に並べて、異なる５人の人がそれらを分析・解釈したものだということです。

その５人とはユング派の精神科医や心理療法家なのですが、分析・解釈する人によって見方や視点というものがずいぶん異なる、という点には興味深いものがあります。

それについては、また後日触れようとは思いますが、今回この本を読んでやはり初回夢の重要性というのが高いということを感じました。

それに加えて、私自身の初回夢についても思うところがありました。

詳しくは書きませんが、私自身の分析における初回夢は、全体的に希望が持てるものだったように思えます。

また、大きな波乱が予想されるような夢でもなかったと思います。

基本的にはこういった考えは当初から今に至るまで変わっていません。

ただ、今回その本を読んで再認識したのは、私の初回夢には私が受けたカウンセリングにも限界が反映されていた、ということです。

その限界とは、わたしの分析をしてくれた方に問題があったといったことでは全くありません。

それはひとえに、その時点での私の人間的成長によって生じたものだったからです。

ただ、今回その限界を認識できたことことにも意味があるように思います。

というのも、限界を知ることによって、その先に又新しい限界ができることになるからです。

言い換えれば、限界を知ることなくして成長や発展というものはない、ということでもあります。

あなたにとっての限界というのはどんなものでしょうか？

初回無料面接やオープン・セミナーへのお申し込みは今すぐこちらから（申し込みフォームに移ります）⇒

※　コラムも書き始めました。⇒コチラから