こんにちは。夢分析の心理カウンセラーyanagiです。
昨日の夜は風がすごかったですね~。
台風のときほどではなかったですし、ずっと風が強く吹いている台風のときともちがいますが、風が弱まっている時と、ときおり強く吹く強風のギャップによって、いわば『強風感』のようなものが強く感じられました。
みなさんのところは大丈夫でしたか。
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前回からの続きです。前回の記事はこちらから。
これまで発達というものについて書いてきました。
そして、それが成人のころには頂点を迎えてしまうといったものではないことについて、ユングやエリクソンを引きあいに出して書いてきました。
また、彼らのような臨床家ではない視点からいっても、成長や発達というものはずっとつづいていくものだとも書いてきました。
ところで、そういうふうにずっと成長・発達していくにしても、何か目標や理想とするべき状態というか境地といったものはあるのでしょうか。
ユングは自分のやり方で、自分にとって必要な理想郷のようなものを見い出すに至ったようです。
その象徴ともいえるものが、かの有名なボーリンゲンの塔といわれるものです。
これはチューリッヒ湖畔に、彼が数人の助けも得つつ、基本的には彼自身がレンガ(レンガを積む技術もそのためにあえて習った)を積んで建てた家屋です。
(ボーリンゲンの塔。画像はこちらからお借りしましたhttp://blogs.yahoo.co.jp/yamabiko959/61993948.html)
『塔』とはいっても、最終的には建て増しされているので、ふつうの家屋とかわらないように見えます。
ただ、建てた当初は『塔』だったのかもしれません。
ともあれ、これには彼が『自己(セルフ)』元型にとりくんだことが反映されており、またそれに向かう個性化の過程の産物であると見なされています。
(『自己(セルフ)』元型や個性化についての過去記事は、こちらなどをご覧ください)
ところで、かのボーリンゲンの塔はユングの精神的格闘の産物ではあったにしろ、個性化の果てに彼はどういう理想像のようなものを想定していたのか・・・
いまひとつはっきりしません。
しかし、そういった理想像のようなものとして考えていたのではないか、と考えられるものがあります。
続きます。
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