こんにちはyanagi(Big Spoon)です。 (・∀・)
昨日行われたサッカーのオランダ対日本は、意外なほど健闘
しましたね～。
ただ、Ｗ杯本番前には自分たちのアラを見つけるために、あ
えて冒険をし、それで負けても気にせず、本番で勝てばイイ、
という考えもあります。
Ｗ杯本番ではどう転ぶやら。
ﾜｸﾜｸq(。・ω・q)(p・ω・。)pﾄﾞｷﾄﾞｷ
*:..｡o○☆ﾟ･:、｡*:..｡o○☆ﾟ･:、｡ﾟ･:、｡★ﾟ･:、｡ﾟ･:、｡☆*:..｡o○☆ﾟ･:、｡*:..｡
前回からのつづきです。
ずいぶん長く『自己（セルフ）』元型および『個性化』につ
いて書いてきました。
その分量たるや、『アニマ・アニムス』や『老賢者』などと
は比較にならないほどになってしまいました。
ところで、そんな分量であったにもかかわらず、一般論でい
えば、『自己（セルフ）』元型や『個性化』という考えよりも、
たいした分量ではなかった『アニマ・アニムス』とか『仮面
（ペルソナ）』といったものの方が有用であるかもです。
というのも、前にも書いたように『自己（セルフ）』元型や『個
性化』に取り組むことになるのは、一般論としては成人期以
降であると考えられるので、ある程度の年齢に達した比較的
少ない割合の人だと考えられるからです
更にいうと、われわれの多くがかかえている問題は、『自己
（セルフ）』元型や『個性化』といった人の内面そのものに
かかわることよりも、むしろ「あいつがキライだ」とか「会
社や近所の中でうまくいかない」といったより現実的なこと
のほうが多いでしょう。
現実的な問題に対処していくためには、『自己（セルフ）』元型や
『個性化』に取り組んでもあまり直接的な効果は期待しづら
いはずです。
むしろ、『アニマ・アニムス』『仮面（ペルソナ）』『影（シャ
ドウ）』といったものの方がずっと有効だと考えられます。
にもかかわらず『自己（セルフ）』元型や『個性化』につい
てつらつらと長々と書いてきたのは、ハッキリ言って私の趣
味です。イヤ、なかばウソです。
私も多少なりとも現実逃避傾向があるので、現実世界に近い
『アニマ・アニムス』などよりも、より高尚に思えてしまう『自己
（セルフ）』元型や『個性化』に関心が向きがちなんだと思います。
でも、それだけではなく、人間は最終目標を見失わなければ、
もし遠回りしたとしても後で軌道修正することはたやすいか
らです。
そういう意味では『自己（セルフ）』元型や『個性化』に関する
分量が多かったのには十分意味があると考えています。
とりあえず『自己（セルフ）』元型や『個性化』に関するネタは一
段落として、次の言葉でシメようと思います。
それは、ユング大先生も絶大な影響を受けたニーチェ師匠の
言葉です。
そこでは、この数回で書いてきた意識と無意識の対等性を考
えるのにも、大きな示唆を与えてくれるものだと思います。
『怪物と戦う者は、自分もそのために怪物とならないように
用心するがよい。そして君が長く深淵を覗き込むならば、深
淵もまた君を覗き込む。』
（ニーチェ『善悪の彼岸』岩波文庫版）
（ニーチェ師匠）
とりあえずひと段落です。
。
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