こんにちはyanagi(Big Spoon)です。 (・∀・)
前回からの続きで、切断原理の表われ方を具体的に書いていま
す。
(前回に続き千葉真一。再掲。)
しかし、みなさんにとっては細か過ぎる話かもしれませんので、
話の筋だけでもご理解いただければ、と思います。
前回書いたように、切断原理そのものはどこの世界にもある、
と書きました。
ただ、その社会ごとに重視されるものによって、切り捨てら
れ、切断されるものは異なってきます。
(^-^)/
つまり、同じ原理が作用しているにしても、それが現象とな
ってあらわれる際には、その形態は異なって表われる、とい
うことです。
例としては極端かもしれませんが、西洋では親子の間はある
種切り離されています。
日本では当たり前のことですが、子どもが赤ん坊の時期は両
親と子どもが一緒に寝るのは普通のことであるのに対し、欧
米では親と子が別々に寝ます。
これは我々日本人的感覚でいえばありえないことです。
( ̄□ ̄;)!!
赤ちゃんに何かあったらどうすんの?って思ってしまいます
が、欧米では夫婦が時間を共有することが優先されて、赤ち
ゃんの安全は切り捨てられます。
同じように極端な例ですが、インドでは社会の各階層が明確
に定められています。
いわゆるカースト制度ですね。しかし、日本ではカースト制
度というものがどういうものか詳しく知られていないので説
明します。
カースト制度は2つの軸から構成されています。ヴァルナ
(色姓)とジャーティー(職能集団)です。
前者はバラモンとかクシャトリヤといったヒンドゥー教的
価値観による階層です。
一方後者は個人が属する職業集団です。インドでは(通常
は)職業を世襲します。これにより、既得権益を代々継承
されていきます。
(最近では、かならずしもこういったかたちではない形態
の就業も増えてきてはいるようですが、原則としてはそう
であるようです)
これら2つの軸によりカースト制度が機能しているのです
が、これらの軸により集団の成員は細かく分類されていき
ます。
又、分類された集団の成員間はある種、切り離されていま
す。
例えば、集団が異なれば通婚は不可能、とされますし、就
業の機会も奪われます。このように、社会的に切り離しが
生じています。
上に書いてきたことは、いい悪いの問題ではありません。
ですから他の社会の価値観を貶めるようなものではないで
すし、価値判断はしていません。
ヽ(゚◇゚ )ノ
以上のように、切断原理はどこにもあるということ、そし
て、その切断原理及び結合原理という考え方が有用である
ことを説明してきました。
にほんブログ村
占いランキング
ポチっ~と応援お願いします。