こんにちはyanagi(Big Spoon)です。 (・∀・)
なんでタイトルが『あぶない刑事』なんだって?
みなさんご推察のとおり、元型の「あぶなさ」つながり、それだけです。(キッパリ)
(^o^;)
(ドラマ『あぶない刑事』)
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ハイ、それはさておき、 \(^_^)/
ところで、夢の分析をする際に、元型という考えを用いる上での『注意点』について、何回かにわたりつらつらと書いてきました。
注意点も、もうそろそろでラストです。もう少しおつきあいください。
今回は、何故そんな元型なんていうものを使って夢を分析するようになったのか、そこらへんについて書きます。
元型的な夢そのものがあぶない、というわけでは決してないにせよ、そういう夢を頻繁にみたり、専門的知識のある人のサポートもなしで、そういう夢に気持ちがどっぷり入り込んでしまうのには危険性が伴う、ということを前回まで書いてきました。
ところで、そもそもユングが元型というものを見出していった過程には、2つの重要な要素があります。
1つは、ユングが精神科医(けっこーこの点が誤解されています)として、重い(現在でいうところの)統合失調症患者の臨床にたずさわっていた、ということです。
(゚ー゚;
ユングが精神科医としてはたらいていた時代には、現在とちがい症状をやわらげるような薬物など当然ありませんでした。
そのため、ある意味では無意識がパックリ口を開けた患者たちとの接触によって、無意識の深いところから姿を垣間見せる元型的なものに触れることが多かった、ということです。
こういう経験を経ることによって、重症な精神疾患を抱えていた患者たちが話すイメージに、ある種の共通性や類似性をユングは見出すことになりました。
ユングはそういう心の深いところを、集合的無意識と名づけ、そこからあらわれるイメージと元型的イメージであると考えました。
(・_・;)
もう1つの重要な要素は、ユング自身の精神的危機です。
つまり、誤解をおそれずにいえば、精神科医であるユング自身がアブナイおっちゃんになっちゃった、ということです。
ユング自身が精神的な危機におちいった原因には諸説あります。ある意味では師匠ともいえる存在であったフロイトと袂を分かったことも、それに影響しているとは思います。
ヽ(゚◇゚ )ノ
ちなみに、この時期のユングはたくさんの曼荼羅(マンダラ)を描きました。
機会があれば、それらのいくつかを見てもらいたいのですが、控え目に言ってもそれらのマンダラは正常な人が描くものとはかけ離れている、と言わざるをえません。
もっとハッキリ言っちゃうと、『イッチャッテル』(ダジャレではない)感が満載です。
すくなくとも、ありきたりのフツーな人の描くものとは思えません。
しかしそんな危機的状況下で、ユングは自らの独自な考えを発展させることになります。
むしろ、そんな状況下にユング自身がいたからこそ、元型的イメージに近しいところに行き着き、そこでその有用性を(結果的には)知るにいたったのです。
次回に続きます。
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