こんにちはyanagi(Big Spoon)です。
「夢にタイトルをつける」の第２回です。
前回かいたように、夢にタイトルをつける際には、手本のようなものがあると、より理解がしやすくなる場合があります。
ユング派の夢分析では、そのようなものとして、神話や民話、むかし話といったものも参考にすることがあります。
何故に神話や民話、むかし話なのでしょうか？
ユング派の考えには、人間の集合的無意識は神話や民話、むかし話などといったものに反映されている、という基本的前提があるからです。
（Ｃ・Ｇ・ユング）（私はユングの肖像ではこれが一番すきです。）
実際に、夢とこのようなお手本がずいぶん近しくて、びっくりすることもあります。
そういう場合には、自分の夢の意味がずっと分かりやすくなるかもしれません。
ただし、何でもかんでも神話や民話などにあてはめようとすると、その夢がもつ豊かさや独自性といったものが失われてしまうかもしれません。
したがって、夢にタイトルをつける際、「あ～、この夢はあの昔話とストーリーが似てるな～」程度のゆるい感想がうかんだ時にのみ、神話などを参考にしたほうがいいように思います。
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