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経由してお買い物してくださった方、どうもありがとうございます
毛を生えさせられたりと大人気の心臓ですが、命を司るという事もあって
の象徴でもありますね。
これはマル
が年長さんの時の5月、ちょうど今頃の時の話です。
小学校受験へ向けて年長さんの4月、えっらい遅い船出をした柳町五丁目家。この日は家族みんなのスケジュールも合い、受験のための塾が終わったらみんなで晩御飯食べに行こうぜ！
と決めていました。
このほんわか具合、お受験経験のある方ならおやおや…と思われるかと思うのですが、そう、あと半年後に迫ったお受験を控えてほんわかすぎる
なんせ志望校未定のまま入塾したのでね、目標がない分のんびりさもMAXだったわけですよ。
とはいえ私は内心焦っていました。
4月に入塾したものの、我が家が持っている小学校の情報が少なすぎる
慌てつつ夜遅くまで情報収集の毎日。
そしてのびのび幼稚園だった事もあり、塾の異世界感にあてられて
お受験予定の子どもとは かくも折り目の正しきや
一句読んじゃったよ
さらには
メーモン校に子どもを入れたママ友を持つママ友がママ友の子どもの（ついてきていますかー）人柄が変わってしまったのを目の当たりにしてショックを受けちゃったわ、という話を聞いてビビったり
また別のママ友からはメーモン校を目指したけど子どもにチック症状が出たからやめたわ、という話を聞いて自問自答したり
そして何より、塾でのマルの様子が
塾が終わり、帰り道、車を運転しながら考えていました。
座っていられるのに、どうしてマルの足は動いちゃうんだろう。
最初はふざけているのかと思ったのですよ。でも何度言っても叱っても止めない。これはもしかしたら止めさせてはいけないものなのかもしれない。発達が関係しているのだろうか。これまではお母さん心配しすぎよお
だったけど、やっぱりきっと何かがあるんだ。でもまたお母さん心配しすぎよおって言われたらどうしよう。どこに頼ればいいんだろう。マルは幸せに生きていけるのかな、小学校に入ったら先生や他のお友だちにいじめられないかな…
そんなふうにつらつらと考えていると
ピリッ
いたっ！
ズキッ
いたたた！
ズキズキズキ
あわわなんだか心臓が痛い
痛い痛い痛いぃー！！
ひぎー！
うまく息ができない
路肩に駐車して夫に運転を変わってもらい、以前お世話になった循環器のクリニックへ向かってもらいました。
ますます鋭くなる刺すような痛み。
冷や汗ダラダラ、顔面蒼白になっているのがわかります。手のひらは冷たくなり、指先からは震えも。文字通りの息も絶え絶えというやつです。
あ、もうこれ死ぬやつや。確信しました。
ほんのわずかしか息を吸うことしかできず、声も出せない。体も動かせないくらいの筆舌しがたい鋭い痛みなので、せめて世界で一番最高に愛おしい私の宝もの、マルの顔を見ながら逝きたいと願い、隣に座っていたマルに視線を向けました。
めっちゃ鼻くそほじってた。
えー最期に見たマルこれぇぇ…
でもくすっと感じられたのは、きっと神様からのプレゼント。いい風景だった、思い残す事はないな、と思っていたら、ふと痛みが引いてきました。
クリニックに到着する頃にはすっかり落ち着いていたのですが、先生からの問診の一つに「死を覚悟しましたか？」というのがあって、改めて自分が危機的状況にあったんだと理解しました
診断名は狭心症、でした。
と言う事で、お財布の中、枕元、バッグの中、お風呂、車のダッシュボード、仕事机と、いろんなところにニトロペン（心臓病のおくすり）を忍ばせています。
お風呂場は湿気があるのと、お仕事なんかで手回り品を持ち込めない時はペンダントに入れています。あ、私はズボラ人間なので、お風呂場にペンダント置きっぱなし。出かける時に持ち出しています。
どんぐりの形のピルケースです。
かわいいでしょ
パッキンもついているので、つけっぱなしでOK！
発作が起きたら心配どうしようと、割といつも大なり小なり憂鬱が付きまといますが、かわいい形で吹っ飛ばしましょ
お風呂も温泉も
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結局発作はその時だけで、その後は不整脈がみゃくみゃくと続いているくらい。
実は私、過去に病気やら何やらで本気で2回死にかけた事があり、ホラ入院中って暇じゃないですか〜。割と死に向き合う時間がありました。でも今回は子どもを持って初めての事。しかも待ったなし。そんな条件だったので、我が子であっても私がどうこう支配できる事はない。なるようにしかならない。心配してもしょうがないなと吹っ切れちゃったんでしょうね。
今年もまたお受験の季節がやってきますが、受験に向けて頑張るお母様、お父様、そして何よりキッズのみんな。どうぞ無理はしないでね！ というお話でした。