前回のお話では、マルが猫を被らずに済むんじゃないかしらと思える小学校を見つけられたお話をしました。
そして柳町五丁目家のマル、違和感を感じながらもどこの機関にも繋がれない…とも書きました。偶然にも同日、小児科医Pさんが更新されたブログの内容が、これうちですやろ そうこれなんですよ わかってくださる人、言語化してくださる人がいるだなんて夢かいな ありがたや… という記事でしたので、リブログしてみます。気になる方は是非。
話を戻します。
その小学校が開催するお子様ご遠慮くださいの説明会には、何とか参加する事ができました。コロナ禍中でもしっかりと対策した上での対面開催は、とにかく学校の雰囲気を知りたくて必死なスロースターターの我が家にはとてもありがたかった💦
説明会の後に個別相談会がある学校が多いと思うのですが、マルの抱えるエキセントリックさ、ASDっぽいと言われている事なども伝え、こういう子って御校ではどうなんでしょう?と相談にのっていただきました。
しかも担当は校長先生!
自閉症スペクトラムという事であれば、はっきり申し上げると公立小学校のほうが対応は手厚いです。しかし私たちはマルくんと会っていないので何とも申し上げられません。入試で様子を見た上で判断させていただきたいと思います。
校長先生に入試にきても良いよって言われ、しかも悩んだり困ったら連絡してね〜ってお名刺までいただけて。なんだか嬉しくなって隠れ涙してしまった。裏表を感じさせない校長先生の言い回し方もスマートで良い。そんな大人がいる学校なら、マルが猫を被らずに済むのでは!
なんとなく、私立小学校は生徒を選ぶ事ができる立場だから、門前払いになるのではないかと思っていたのですね。遠慮なくそうしてもらうためにも児童精神科を受診したり就学相談を受けたのだし(間に合わなかったけど)。
ただ、親だけがテンション上がっててもね〜
これまた入試直前に開催された、入試を考えている年長児が参加できるイベントなどで、マルにも小学校の雰囲気を感じてもらいました。
ここ、すきー
そっか〜良かったよ〜
マルの挙動に脇汗冷や汗で体が冷えるのを感じたりもしましたが、マルが受け取った学校の印象も良いようでほっとしました。
心なしか受付や司会など、業務に当たられている先生方にも若干の緊張がみられ、なんというか、先生方も血の通った人間なんだなあ、などと当たり前の事を嬉しく感じたり。初めて会う、人となりがわからぬ子どもたちですから、声かけの方法などはやはり考えながら、様子を見ながらになると思うのですよ。子どもだからこうだろって決めつけた接し方をして、そこにハマらなかったら怒り出す。そんな私の小学校の時の担任のような、うんこな大人じゃなくて良かった。
私が通った小学校の先生なんてほんとアレでね…
人間じゃない、なんて思ったりしていたので余計に嬉しかったのかも
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そしていよいよ入試の日。
指定の時間よりも45分も早く到着してしまった私たち親子
取り敢えず公園で遊んでマルの体力を削る
入試でエキセントリックさを存分に発揮されても困るし
入試が始まり、子ども達を見送る保護者たち。
私は本を持ち込みましたが、ほとんど頭に入ってきませんでした
約1時間半後、別室で過ごした子ども達が出てきました。
そしてマルどこ行った