昨日は児童精神科に、小学校1年生最後の日に受けたWISC-IVのレポートを聞きに行ってきました。
知能指数137、言語148、そのほかは110(←ちょっと変わった)〜130の間。
そしてASD。
いわゆる2E、という事なの? かな?
主治医である児童精神科の先生が国内外で定義があやふやな「ギフテッド」という言葉を自ら進んで使わないのも私の中では好もしく感じています。
なんせレポート内容は聞くだけでいっぱいいっぱいになっちゃって、まだ良く読み込めてもいません。質問なんてその場で考えられなかった💦
でもASDとわかって、実は今笑顔だったりします
あれ、おやおや?と思い始めてからの暗中模索期間6年。
6年。
6年。
6年!
↑もっと大きくしたいくらい
ながかったー!!
現在小学校2年生になったマル。
マルの母である私は、マルがバブちゃんの頃からなんだかコイツ、エキセントリックだな〜と常々感じていました。
それは私だけではなく、一時預け先、保育園(幼稚園に通い始める前、私がマルの対応にとても疲れ果ててしまったので半年だけ保育園にも行ってもらいました)や幼稚園の先生、幼稚園で親しくしてくれたママ友にもばっちり感じ取れるほどのものだったようです。
でもほんと、こんなにちゃらんぽらんな私も、マルが笑顔で過ごせるように、そして私自身も心穏やかに過ごせるように、それなりに頑張ったんですよ! 威張ることでもないけど、ほんとこんなに頑張ったの初めてってくらいよ笑
区の発達相談に行っても 考えすぎよお って言われて終わりですし、なんならカウンセリングにいっても 考えすぎよお で終わっちゃうし。大枚叩いてんだから対処法とか考え方とか教えてほしかったよ! 幼稚園や小学校での個人面談でも 考えすぎよお、療育や医療機関にはどこからも繋げてもらえず、このずっと抱えている違和感が伝わらないもどかしさ。
もう違和感を覚える自分がおかしいのかとカサンドラ症候群に片足突っ込んだような気分。自分の子供を発達障害に仕立て上げたい頭おかしいママと見ていた人もいたかもしれない
鬱々と日々を過ごす中、本を読む→実践してみる、くらいしかできなかったので、発達障害に関係しそうな本だけはたくさん読みました。
とはいえ改めてそういった本をご紹介しても、お子さんの発達に対応するには?という事が気になっている方はもう既に読んでいらっしゃると思うので、ちょっとこれ面白いなと思ったものをご紹介します。
なんというのかな、どちらかというと対子ども、ではなくて、対自身のための内容というか。保育者のマインドセットにお役立ちなんじゃないかな、というセレクションです。
オランダでの育児事情をアメリカ人、イギリス人2人の著者の目線から綴っています。日本人からしたら、アメリカ人なんて特に自由に子育てしてるんじゃない?って思ったりもしますが、そのアメリカ人でさえもWhoa! って笑笑笑 という内容。
否応にも近視眼的にさせられがちな発達問題ですが、うっかり背負い込んでしまう緊張感をちょっとほぐしてくれたり、別視点を与えてくれたりするのが◎でした。
実践的な煽り文句もないこんなふわっとしたタイトルの本を手に取るなんて、わたし結構やばかった。ですが読了後、意外とやってみようという気持ちになれた、不思議な本でした。アンガーマネジメントなんてとても無理な私。怒った時が怒鳴り時の私ですから… この本の内容を今でも実践できているかと問われたら答えはNoなのですが、視点を変えるにはとても良く、負のスパイラルを逸らせたきっかけの一つになっているような気がします。
あ、私は母親なんですけどね
絵に描いたような「優しく子どもと家庭を包み込む、愛溢れる笑顔のママ」っていうタイプじゃない(どちらかというとおっさん方面かな)ので手に取ってみたのですが、ストンと入ってきたのが悔しい
とはいえ、どんなママタイプだろうが怒ってしまう事は少なからずあるでしょう。新しい視点が面白かったので、お勧めしてみようと思います。