キャドキャムと銀歯
最近、保険でも白い詰め物や、
被せ物が出来るという
CAD/CAM冠や、CAD/CAMインレー?
という名称なのかどうかは
わかりませんが、
あります。
保険で白いの出来るなら、
それでいいじゃん、
みたいな、
感じではありますが、
そんなわけ、あると思いますか?
もし、大丈夫なら、
自費の治療なんて受ける必要
ありません。
それなら、保険治療してない
当医院なんて、すぐに潰れて
しまいますよね。
いわゆる、保険の
CAD/CAMの詰め物や、被せ物は、
ジルコニアとかではないため、
加工や、破折防止のため、
ある程度の厚みが必要な
材料です。
おそらく0.8ミリとかだと
思います。
一方で、銀歯で使う、
金銀パラジウム、
保険適用ではない、
ジルコニアなどは、
0.3ミリ程度のクリアランス、
いわゆる厚みがあれば
作れます。
なので、ケースによっては、
保険で白いのにするために、
自分の歯を削ることに
なるのです。
たまたま、クリアランスも
ちゃんとあれば
アリかもしれませんが、
安くて、白く出来るからといって
自分の歯を
余分に削るのは
どうかとおもいます。
型取りが、
銀歯と同じような型取りなら、
精度も変わらないはずなので、
虫歯の再発率は、
変わらないはずです。
それならば、
自分の歯は、
なるべく削らない治療が
いいと思います。
自分の歯は、
一度削れば元には
戻りません。
安いには、安いなりの理由はあります。
白い歯に
歯が白いと、印象は変わります。
歯を白くする方法は、
ホワイトニングが歯を削ることなく
綺麗になります。
ただし、歯の並びとかは
変えられません。
歯の並びも変えたければ、
矯正してホワイトニングが
選択肢になります。
ただし、矯正は、
ワイヤーをつけたり、
マウスピース矯正でも
期間がどうしてもかかります。
もちろん、
選択肢の、一つですが
ラミネートベニアという
方法も、あります。
セラミックのラミネートだと
どうしても、歯を削る量が
ある程度必要になりますが、
口腔内スキャナーで
CAD/CAMシステムで
つくるジルコニアの
ラミネートベニアは、
0.3ミリの切削量で
つくれます。