今日は釣りを楽しみつつ、埼玉に帰ります。早朝4時に起床し静岡県裾野市に所在する、すそのフィッシングパークへ。
この釣り場は市街地から近い事から競争率が高め。8時オープンの3時間前に到着したにも関わらず、私は先頭から8番目でした。まだ閉まっている受付の前にネットを並べて、受付の順番をとるのがココのローカルルール。
ココは大きく4箇所の釣り場があり、うち3箇所でフライ及びルアーでの釣りを楽しめます。
私の狙いは最上流となる上池。
水質がクリアで大型魚が多いのですが、立地の関係でフライロッドを振れるエリアが限られています。先頭から8番目だと、入れるかはちょっと微妙かも…
仮眠して7時半。
だいぶ明るくなりました。並んでいるネットの数は20本以上まで増えています。早起きは三文の徳…
受付の近くに猫ちゃんがいました。真っ白な毛色がキレイ。
目前でしゃがみ込んだところ寄ってきたので、しばしナデナデを。
8時に受付を済ませ、釣りを開始します。
幸い、お目当ての上池で良さそうなポイントを押さえられました。今回は埼玉に帰る都合があるので釣行は4時間のみ。正午には終えなければなりません。
ファーストキャストはルアーから。
ファーストバイトからのファーストゲットになりました。幸先が良いですね。
ファーストフィッシュはイワナ。赤い斑点が美しい魚種です。
食べても美味ですが、小柄だったのでリリース…
2尾を挟んで4尾目。大きく竿がしなりました。
リールファイトに切り替えるか一瞬悩むくらいの手応え。コイツは現時点でのベストサイズ間違いなし…!
目算で45cmくらいの立派なレインボーでした。
ここのアベレージはおそらく30cmくらい。持ち帰るか否か悩みますね…
まだ序盤ですが、釣りを中断して捌く事にしました。この釣り場はスカリ等を使ってのキープは不可となっています。
この決断は結果的に大正解で、結果的にコイツが今日のベストサイズとなりました。
頭を落として鱗を除去し、3枚おろしに。
未成熟ながら卵を蓄えていました。可食部分もたっぷり取れ、美味しそうです。
コレは赤身なのだろうか?
実は今回の目標は「赤身」。マスは本来白身ですが、鮭の様な赤身を持つ個体がたまに居ます。
背骨に付いた身を日に透かすとうっすらサーモンピンクですが、スーパーで見る鮭はもっと色が濃いです。微妙ですが、赤身と判断しました。
その直後にやや小ぶりなレインボーが釣れたのですが、この子は運悪くフライを呑んでしまいました。
なんとか外してリリースを試みるも残念ながら生き永らえる事が出来なそうだったので、責任をもって頂く事にします。
捌いてみるとこんな感じ。コレは完全に白身ですね。やはり最初に捌いたのは赤身だったっぽい。
持ち帰るのはここまでにして、残り時間は単純に釣りを楽しむ事にします。
ここの魚は元気ですね。
潜ったり跳ねたりとファイトが楽しいです。理由は色々あるのでしょうが、場所によっては殆ど抵抗しない魚ばかりの管理釣り場もありますので…
その後も数え切れないくらい釣れました。写真はごく一部です。多分3時間半で30尾は固いですね。
今回はルアーの釣果が多めでした。
この個体も結構良いサイズ。一瞬凄い勢いでドラグが出たので焦りました…
今日の当たりスプーンは金赤。
ルアーのトラウト釣りも面白いですね。数はフライの方が出ますが、ゲーム性が高いのはルアーだと思います。
しばらく楽しんでいると雨が降り始めました。
タイムリミットまで残り20分。
ここらが潮時でしょう。大満足での竿仕舞いとなりました。
高速道路を使って3時間後、埼玉の自宅に帰宅しました。諸々の片付けを行ってから夕食の調理を行います。先ずは筋子の処理から。
まだ卵が成熟していないので、小粒かつ量が少ないですね。
ザルの穴から抜けてしまうので苦労しました。
調味液に漬け込んでいくらの醤油漬けにします。
持ち帰ったのは2尾ですが、流石に一度では食べ切れません。今日は大きい方を頂きます。
一品目はホイル焼き。
醤油ベースの味付けにごま油と、和風テイストにしています。和風でもバターは外せない…
ホイル焼きで余った舞茸と半身のぶつ切りを使って、もう一品は炊き込みご飯に。
先ずは晩酌がてらホイル焼きから。既に良い香りが漂っています。
これは不味い訳が無い。
頂きます。
舞茸と醤油バターの組み合わせ、良いですね。マスも脂が乗って非常に美味です。
食べ終わった頃に炊飯が完了しました。