先日、注文していた商品が自宅に届きました。

以前検討の記事を書いたバイク用のバックパックです。




5つあった候補から厳選を重ね、こちらに決定しました。

クロームのバラージですね。

他の候補も相応に魅力的だったのですが、最終的にコイツに決まったのには身も蓋も無い理由があります。




その理由とは、1番コスパが良かったから。定価でおよそ2.5万円の商品ですが、メーカー公式のオンランインストアの方が安価でした。

1万円近いディスカウントは「気に入らなかったら換えれば良い」と、購入のハードルを下げるには十分なものです。




早速現物をチェックしてみましょう。

全体的に無骨なデザインで非常に好み。写真の撮影が下手なので質感を上手く伝えられませんが実際に目で見ると、価格を鑑みれば十二分なものです。




私が選んだのはブラック/レザーのモデル。

クロームのバラージはカラーラインナップが豊富なのですが、1番しっくりきたのがコイツでした。レザーを使う分、他のカラーより少しだけ高価です。




今まで使っていたノースフェイスのヒューズボックスとの比較を。両者とも型崩れしないよう中身を詰めてあります。




上から見た大きさは殆ど同じですが、横から見るとやや薄くなりました。バラージが22Lなのに対しヒューズボックスは30Lなので、当然と言えば当然。




先日の霧ヶ峰ツーリングの際にバックパックと小型シートバッグを併用したのですが、乗車時に背筋を伸ばすと両者が接触して居心地が悪かったのですよね。

多少薄くなったので、今後は接触し難くなると思います。




背中に当たる部分は疲労軽減と通気性の向上を狙ったのか、溝の入ったクッションが貼られています。

写真の通りクッションはかなり厚め。これにより前バックパックから装着感が大きく向上しました。長時間背負っても疲れ難いでしょう。




ストラップ部分も頑丈そうな素材と縫製になっています。この部分も非常に無骨なデザインで、バイクとのマッチングが良さそう。




ストラップ裏側はメッシュ素材が使われています。

ストラップのクッション性は程々ですが、夏場でも快適に使えそう。




ストラップにはモールとD環が備わっています。

追加ポーチを装着する等、色々な使い方が思い浮かびます。スマホポーチを追加しようか検討中。




チェストベルトは高さ調整が可能なタイプですね。

この部分の質感がメチャクチャ高い…ベルトは自動車のシートベルトに似た質感で、やや光沢があります。




バックルはオスメス共にマットブラック塗装の金属製で、メーカーロゴ入り。

チェストベルトに金属製バックルが使われているのは初めて見ました。1.5万円ちょっとで購入したバックパックとは思えないクオリティです。




ここからは収納面をチェックしていきます。

内装と外装が別の生地になっており、メインストレージ内は防水性が非常に高い作りになっています。仕切りが写真下側、背負った時のストラップ側に有り、薄い物なら分けて収納出来ます。




ロールトップなので天面にファスナーはありません。クルクル巻いてバックルを止めるだけですね。

厚手のグローブを装着したままメインストレージにアクセス出来るので、バイク乗りにも恩恵がある造りです。




またロールトップの長所として、防水性が必要無い場面では蓋を開けたまま荷物を入れる事で容量以上の荷物を収納可能な点が挙げられます。

写真で収まっているのは2ピースのシーバスロッド、収納状態で1mを超える結構長いヤツです。




パッキング次第では釣竿等の長尺物も背負えるので、2ピースロッドでもバイクで釣りに出かけられるのは良いですね。

写真の様にシートバッグに横積みする手段もありますが、車幅が広がってしまい運転に気を遣います…




天面は開いていてもバックルは留められるので、ある程度は中身が暴れるのを防いでくれる筈。

防水性が失われる事が前提ですが、若干の容量オーバーなら簡単に対処可能ですね。




背面にはジッパー付きのサブポケットが1箇所ありました。ココはおそらく防水区画ではありません。




バックパックの幅に近い、奥行きのあるスペースがあります。

財布や鍵はココに入れておくと取り出し易そうですね。




サイド下部にもジッパーの無いポケットが左右で2つあります。

それほど容量はありませんし防水もされませんが、ちょっとした小物には良さそう。




私がこのポケットを使うなら、喫煙具ですかね。サッと取り出せるのが便利そうです。




このバックパックの見た目上の最大の特徴は、背面にあるネットだと思います。

コイツはただの飾りではありません。メインストレージに入れたくない、濡れ物や汚れ物を運ぶのに使えそうです。




メーカーはこのネット部分に自転車用ヘルメットを収める事を想定しています。




こんな感じにジャストフィット。

自転車ユーザーからの支持が厚いクロームならではの機能ですね。




バイク乗りとしてはグローブやライディングジャケットを収納可能で、下車時に活躍しそうです。

冬用のライディングジャケットは流石に無理でしたが、春秋用なら問題無く収納出来ました。更に薄い夏用なら余裕すらあります。




最後に、全体的な収納力をチェックしてみます。

1泊ツーリングを想定して、あれこれ荷物を詰めてみました。結構パツパツです。




中身はこんな感じ。左上から時計回りで風呂セット、着替え、GoProポーチ、車載工具と充電デバイス、車検証、タブレット、財布、バイク用と自宅用のキーケースが収まりました。

ここまで詰めると重いので実際にこういった使い方はしないと思いますが、バックパックだけ携行しての1泊ツーリングも可能なくらいの収納力があります。




実際にツーリングに使った訳ではありませんが、気に入りました。早速次のバイク乗車時に使ってみようと思います。


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