まだ決まったわけではありませんが、早ければ今週末に引っ越し先の内見を行う予定です。

これに先立って、あるアイテムを購入しました。




タイトルの通り、レーザーで距離を計測する「レーザー距離計」です。

引っ越しの時くらいしか活躍しないので購入するか悩んだのですが、2,700円と安価(定価は5,800円)だったので衝動買いしました。




内見時に部屋の各部寸法を測定する必要があるのですが、メジャーだとまぁまぁ面倒な作業です。

自宅には3.5mのメジャーがありますが、8畳の正方形は3.6m四方。確実に2回に分けて計測しなければならない箇所が出てきます。

分けて計測するのは誤差の元なだけで無く、時間がかかります。想定している計測箇所は50を超えるので、手早く作業したいのが本音ですね。




レーザー距離計なら一人で、一発で、一瞬で正確なデータが得られます。

引っ越し後に活躍する可能性は低いですが、持っておいて損は無いでしょう。




この計測結果を元に家具の選定、購入、事前組み立ての全てが動き始めます。

特に現状の家具配置案だと写真右側がかなりパツパツになるので、ほんの数cmの計測誤差が悲劇を生む可能性があります。失敗は許されません。




購入したレーザー距離計のスペックは写真の通りです。

私にとって重要な項目は計測限界距離が30mで誤差が±3mmという事だけですが、距離計測だけで無く面積や体積も計測可能みたいです。




写真の通り非常にコンパクトで携行し易く、長さは僅か9cmしかありません。ポケットに入れても邪魔に感じる事は無いでしょう。




乾電池式で無く充電式なのは嬉しいのですが、マイクロUSB端子なのが残念…

タイプCなら言う事なしだったのですが、まぁ安く手に入ったので良しとします。




先ずは購入したコイツが信頼に足る性能を持っているかを確認します。机の端から壁までの距離を計測してみる事にしました。





この距離計は測定の基準点を「レーザー発射位置からの距離」と「本体後端からの距離」で2通り選べます。

壁や床に当てて使用するので「本体後端からの距離測定」に設定してから測定しました。




4回計測しました。液晶左側に過去3回分がメモリーされています。

結果は52.4cm〜52.7cmと3mmほどのバラ付きがありました。手ブレも多少あると思います。




メジャーで実際に測ってみると、結果は52.5cmになりました。

誤差は僅か2mmほど。建設業などのプロの方には物足りないかもしれませんが、個人的には十分な精度が担保されていると言えます。




次は私の部屋で最も長い直線となる床面の距離を計測してみます。

目測で3m以上。この距離で正確さが担保出来れば、十分に実用可能となります。




壁に計測器を当てて…




レーザーを照射して、いざ計測。




結果は3.653mでした。

この間、僅か10秒ほど。




今度はメジャーで計測してみます。




3.5mのメジャーでは一度で計測できないので、3mの位置に目印となるよう計測器を置いておきます。




今度は逆側の壁から目印までを測ります。

結果は…




3m地点から65.2cmちょっと。

…驚きました。その誤差は1mm以下です。この精度なら全幅の信頼を置けますね。

そして所要時間はレーザー距離計が約10秒に対し、メジャーは約1分。メジャーは壁にくっつけて使用しない場合傾いたり撓んだりしないように気を遣う必要があるので、正確な計測には割と時間がかかります。




これで内見の準備は完璧です。メジャーも肩幅以内の計測には便利なので携行する予定です。

あとは不動産屋と日程を詰めるのみ。早ければ新年度は新居で迎える事になるでしょう。