今日は今年の釣り納め。鹿島槍ガーデンに行ってトラウトと戯れる事にしました。金曜の仕事終わりに仮眠し、土曜日の深夜2時に出発。
投稿が日曜日になったのは、眠気が限界だったからですね。深夜2時の出発で、帰宅したのは翌日深夜の1時半…24時間近い連続活動は辛いお年頃です。
MT-01の出番は、都内某所にあるKさん宅の往復だけですね。
都内の気温は7℃。すっかり真冬の様相です。
着込んでいるので、この気温ならまだまだ許容範囲内。
Kさんと無事合流し、エクストレイルで長野を目指します。
深夜の高速は渋滞も無く、快適そのもの。目的地への所要時間は4時間ほどとなります。
休憩を挟みつつ、走っていきます。夜明け頃に長野自動車道の梓川S.A.で休憩を。
目的地到着直前の景色はこんな感じ。
これはバイクでは来れないな。4WD+スタッドレスは安心感があります。
7時ちょっと過ぎに到着しました。
長野県の管理釣り場、鹿島槍ガーデンです。今年の年初にも訪れているのですが、その時と同様に一面の雪景色でした。
今回から、釣りでのGoPro撮影にネックマウントを導入します。ヘッドマウントと比較して、手元が写った方が臨場感が出ると思いまして。良い映像が撮れると嬉しいのだが…
開始直後のファーストフィッシュは、意外にも私から。大き過ぎて一人でランディング出来ず、Kさんに手伝って貰いました。
サイズ感が分かりにくいですが、ネットのフレーム左右長は54cm。目算で60cmを超えていそうな一尾です。
結論から言ってしまえば、コイツが今日の私のベストサイズとなりました。
しかし最初の1尾ともあり、GoProを回しておらず…コイツはオスの個体だったのでリリースとなりました。
雪が降りしきる中の釣行。
少しキャストしただけでガイドが結氷する寒さですが魚とのファイトが激しいので、体は案外ポカポカしています。
その後も順調に釣果を重ねます。
このシーズンはトラウトの産卵期。私達のターゲットは卵を抱えているメスの個体なのですが、持ち帰る方が多いのでなかなか釣り上げられません…
私とKさんが同時にヒットする場面も。
鹿島槍ガーデンはアベレージサイズが他の管理釣り場より大きいので、魚とのファイトの楽しさが他の場所と一線を画します。
40cmオーバーがゴロゴロ釣れる鹿島槍ガーデンでは少し役不足かも…
オスの個体は顎がしゃくれてサーモンぽくなるので、分かりやすいです。こちらはブラウントラウトですね。
このフォルムが格好良い…使用しているフライは秘密にさせて頂きます(笑)。
しかし今回オスの個体は全てリリース。鹿島槍ガーデンは2.5kgまでの魚の持ち帰りが可能なのですか、大物1尾だけでその制限に達してしまう可能性も十分にあり得ます。
次は丸々と太ったレインボー。
こちらはメスの個体だったのですが、リリース指定の場所で釣れたのでリリースしました。
こちらもリリース指定の場所で釣れたブラウン。
顎の形はメスっぽかったのですが、同じくリリースしました。
なんでわざわざリリース指定の場所で釣りをするかというと、他の方がアプローチしないので元気な魚のリアクションを楽しめるからです。
釣りをしない方には理解し辛いかもですが、「持ち帰って食べる」のと同じくらい「釣り」というアクティビティを楽しむのも私にとっては大事です。
その面で、リリース池は釣りというアクティビティを存分に楽しめます。
ただ、これはフライフィッシングの方限定かも知れません。今回の鹿島槍ガーデンはフライフィッシングの方が少なめで、ルアーの方はポツポツ釣れているくらいという印象でした。
一服を挟みつつ、釣りを続行します。
ネックマウントのGoPro撮影、悪くないですね。仰角の調整が難しいですが、割と良く撮影出来ていると思います。
直後にKさんがメスの個体を釣り上げ、キープとなりました。メスかどうかの判別は、産卵管の前方から産卵管にかけてお腹を少し押してみる事で可能です。卵が出てくれば、お目当ての個体となります。
程なく私もキープ可能な池で、丸々太ったレインボーをゲット。
体高もそうですが、横幅も立派。いわゆる腹パン(腹パンチでは無く、お腹パンパンの意味です)な個体です。
コイツは期待出来そうですね。卵を持っていないか、お腹を押して確認してみます。
黄色い卵が出てきました。
ビンゴですね。この個体はキープする事にします。
これまでは魚へのダメージを考慮して、持ち帰る魚は午後の終盤に釣れた個体のみにしていました。
しかし後悔する事が多かったので、今回はスカリを調達。活かしたままキープして、より大きな個体が釣れたら入れ替える事が出来ます。
11時を過ぎたところで、午前の部を終えて昼食にする事にしました。
前編はここまで。午後の部は後編でご紹介しようと思います。宜しければご覧下さい。