指定通りの時間帯にAmazonから大きな箱が届きました。昨日注文したバイクカバーですね。



購入したのはレイト商会の匠Ver.2で、LLHサイズとなります。お値段はおよそ3万円と、有象無象のバイクカバーと比較すれば頭ひとつ抜け出た高価格帯です。



特徴はこんな感じ。

匠アドバンスというフラッグシップと比べれば簡素化されていますが、それでも尚高機能です。



流石に自宅で広げられるサイズ感の商品ではありません。来週は雨の予報が多いので今日交換と、先週中途半端に終えた洗車の続きを行います。



駐輪場でカバーを広げてみました。

…既存のカバーより、一回りどころか二回りくらい大きい気がします。



右下を揃えて並べてみましたが、特に高さが大きくなっていますね。

これなら余裕をもってキャリア付きのMT-01を収められそうです。




ロゴの退色具合が酷使された事を物語っています。

旧カバー、今まで4年間お疲れ様でした。


さて、先週の洗車の続きを行います。カバーを外して、空冷フィンの清掃から開始しましょう。



空冷フィンを終えたら、次はステップを。

グリスが汚れを抱き込んで固着しています。



こういう細かい部分が「新車感」を醸すのだと個人的に考えています。



リアフェンダー裏も細かい部分に汚れが残っています。

北海道の路面を雨中走行すると、粘り気のある泥が付着する印象があり簡単には落ちません。



もはや間違い探しレベルの違いですね。この部分だけで30分以上を費やしたのですが…




次はリアサスの付け根を。



この部分は肉眼での確認が困難です。時折カメラを起動したスマホを突っ込んで具合を確かめながら進めました。



次はリアインナーフェンダーの裏側。

泥がびっしりこびりついています。



こんな場所、オーナーである私すら普段は清掃しません。ですがキレイか汚いを選べるなら、キレイな方が良いに決まっています。



他にも細かい部分を清掃し、車体右側が完了したのは作業開始から3時間後の事でした。



ライダーの方なら、この洗車クオリティの高さを分かって頂けると思います。

17年前の製造で走行距離は約24,000km。以前「新車かと思った」と言って貰えたのが誇りです。



さて、次は車体左側を清掃します。

私が当ブログで紹介するMT-01の写真は、半数以上が右側から撮影した物です。左側はエキパイ、プッシュロッド、チェーンが無いので右側よりデザイン要素が少ないのですよね。

反面、これらが無いので清掃は簡単です。



2時間後、左側も完了しました。

記事ではかなり省略していますがここまで5時間、長かった…細部を見てみましょう。



MT-01最大のアイデンティティである1,670ccのOHV空冷Vツイン。フィンの隙間は1箇所残らず、全て清掃しました。



エキパイはステンマジックで焼け色を落としてあります。ピッカピカ…

自画自賛ながら「これ以上を望むなら新車を持って来い」と言っても過言では無い…筈。



コクピットまわりは先週時点で清掃完了したつもりだったのですが、虫の衝突跡が沢山見つかりました。もちろん全て除去済みです。



良い音を奏でるDAMのサイレンサーも、磨き込んでポリッシュの輝きに。

カラーを選べる中でポリッシュを選んだのは、汚れてもコンパウンドで元通りに出来るからです。



いつも通りタンクもヌルテカに。



そろそろ日暮を迎えるので帰宅する準備をしていたところ、2人のお客さんが来ました。



1人はTさんですね。

今度ドゥカティのディーラーに試乗に行こうとお誘いを頂きました。Tさん、数年に渡って次期愛車を検討しています。



「出典:ドゥカティ ホームページより引用」

TさんのイチオシはディアベルV4。非常に個性的なバイクなので、その時が今から楽しみです。



そしてもう1人が同じ駐輪場の方。以前の大雨の日に起きた事件の事をお話ししました。既に把握されており、車体への損傷は無かったそうです。良かった。

サーキットデビューを控えているとの事、羨ましいですが、怪我にだけは気を付けて欲しい…



最後に新しいカバーをかけて、今日は終了です。

丈が少し余っていますが、大きい分には問題無いでしょう。今後数年間はコイツがMT-01を劣化から守ってくれる筈です。