今日はYSPに行きます。G.W.前に発覚したクラッチ切れない問題解決の為ですね。



コレです。ギアを入れると、スロットルに一切触っていないにも関わらずバイクが前進…

要するにレバーを一杯まで握ってもクラッチが完全に切れていないのですよね。レバーを握っても常に半クラ状態です。当然ニュートラルへの入りも激シブ…




MT-01は油圧クラッチなので、基本的に繋がる位置の調整は出来ません。

と言うか、調整をユーザー側で行う必要が無いのがメリットの一つとなっている方式です。



対策に難儀し、先日参加させて頂いたオーナーズクラブの方々にレスキューを求め色々アドバイスを頂きました。

結果としてフルード交換時のエア抜き不良の可能性が高いと判断し今日、YSPにて再整備の予約を取った運びです。


アドバイス下さった皆様、ありがとうございます。



かなり微妙な位置関係で症状が発生しているらしく、私の場合は調整式クラッチレバーを一番遠くにするとクラッチが完全に切れます。1段階でも近づけるとダメ。


この状態なら走行可能なのですが、クラッチレバーが遠いのはクラッチ自体の重さもあって非常に乗り難い…




先日TさんのR1200Rのクラッチを握らさせて貰ったのですが、余りの軽さに驚愕しました。スリッパークラッチとは言え、1,169ccのバイクなのに…




R1200Rのクラッチが250ccクラスに感じるくらい、私のMT-01はクラッチが重いです…

排気量マウントは大嫌いですが、クラッチの重さだけなら自慢出来ますね(笑)。



ミートポイントが変わっているので、特にダウンシフト時に違和感がありますね。

不安を感じつつも、YSPに到着。



いつもお世話になっているメカニックの方に症状を説明し、対応策を考えました。




YSPの方が提示した案は、ラジアルマスターシリンダーへの換装。

…確かに症状が改善する可能性が高く、クラッチも軽くなる事が期待出来ますが予算と納期の問題があります。特に北海道旅行を半月後に控えているので、納期は個人的に死活問題…




オーナーズクラブの方々のアドバイスを伝え、フルード全交換と入念なエア抜き作業を依頼しました。

今日中に作業が終えられるとの事だったので、周辺で時間を潰す事にします。




最寄りのショッピングモールへ。
当たり前のように賑わっていますが、個人的に感慨深いです。


コロナが5類に移行して少し経ちますが、緊急事態宣言下の写真と比べると別の場所みたい…

日常が少しずつ戻ってきているのを実感出来、嬉しいです。



アパレル数点をお買い上げ。

職場の上司であるSさん一押しのブランドを見かけたので、購入してみました。還暦間近のSさんですが、ファッションは若い。まさかサーフ系のブランドだったとは…



一通り見て回ってコーヒー休憩を。

程なくして作業完了の連絡がありました。結果は…



メカニックの方曰く、改善がみられたとの事。

ただ走行に伴う発熱で症状が再発する恐れがあるので、暫く様子見する必要がありそうです。


費用は無料でした。時間と手間が掛かっているのは事実ですのでお支払いするつもりだったのですが、ありがたいです。



走った感じでは問題なさそう。

少し熱を入れるべく主に低いギアを使い、遠回りしながら駐輪場を目指しました。



駐輪場に着いたので、テストを。乗車せずに無加重状態でローギアに入れてみます。


…前進しない!ニュートラルもすんなり入り、現時点では問題解決と言えそうです。



相変わらず1番手前にすると症状が出ますが、2番目にすれば症状は出ません。余裕をみて手前から3番目の位置にセットしました。

この位置なら大分乗り易い。あとは熱の入り方で症状が再発するか否か…



とりあえず近い内にテストしてみる予定です。

再発してしまったら…レバーを遠い位置に再設定して北海道旅行に臨む事になるでしょう。


最後に、アドバイスを下さったMT-01オーナーの方々へ。

重ねてありがとうございます。懸念こそ残っていますが、少なくとも良い方向に進む事が出来ました。