以前の記事に書いた後付けのヘルメットロックを購入しました。今回の記事はそのレビューと、装着についてとなります。
メーカーはキジマで、色はパイプに合わせて黒をチョイスしました。他にもシルバーのラインナップがあります。
取り付け予定のパイプ直径が18.5mm〜19.5mmなので、ギリギリ対応していそうな物を選びました。
多くの後付けヘルメットロックは22mm〜24mmに対応している中、19.5mmに対応しているのは調べた限りコイツだけ。Amazonで3千円くらいでした。
中身はこんな感じ。
第一印象としては、ちょっと塗装が弱いかも。使用していると禿げてきそうな気配がしますが、あまり気にしません。
ボディに樹脂パーツは一切無く、全金属製で非常に頑丈そうに見えます。
装着に使用するネジが長さの異なる2本でした。何か意味があるのかな?
少し特殊な頭形状のネジが使われていますね。外す方向には力が掛からない作りになっており、防犯が考慮されています。
反面、装着後のやり直しは出来ません。
本体は純正のヘルメットロックと異なり、バネが入っていないみたいです。ロックをかける時も鍵を回す必要があるタイプ。
少し不便かも知れませんが、今までを考えればマシにはなるでしょう。
現物の確認はこのくらいにして、早速装着します。在宅勤務時のお昼休みを利用して、昼食がてら駐輪場へ。
装着するのはXSR900と同じ左側にしました。
マイナスドライバーで締めるだけの簡単な作業。
まだ仮止めなので、取り外せる状態です。
乗車する予定はありませんでしたが、前述の通りやり直しが効かない作業なのでヘルメットも持ってきました。
この状態で問題無く使えるか確認します。
…ココはやめた方が良さそうです。
後頭部がリアのブレーキキャリパーに当たってしまう為、ヘルメットへの傷付きが予想されました。
なので車体後方、かつ高い位置に変更。これでどうだろうか…
…ブレーキキャリパーは躱していますね。良さそうです。
タイヤの端とヘルメットは接触してしまいますが、両者柔らかい素材の部分なので傷は付かないでしょう。
マフラーカバーを外す際にアクセスするネジに干渉しない位置に微調整して、詳細な位置を決定しました。本締めして完全に固定します。
完全に固定しました。これでもう破壊する以外に外す手段はありません。
覗き込まないと見えない位置かつ黒色なので、立った時の目線では殆どヘルメットロックは見えません。
デザインを崩さずに利便性のみ向上させる事が出来ました。
狙い通りの仕上がりです。
これでもうヘルメットを持ち運んだり、ヘルメットが無防備なままバイクから離れる必要はありません。
長さが異なるネジの意図は結局分からず…後付け感が強いので、余ったネジはカットする予定です。
装着前にカットしてしまうとネジが入らなくなる可能性があったのでとりあえずそのまま装着しましたが、上手く切れるだろうか…
とりあえず金切り鋸を購入しました。400円弱。本当は喰い切りという工具の方が適しているのですが、コスパを優先した感じです。
今週のお休みで余ったネジをカットし、作業完了とする予定です。
宿題を残しつつも、MT-01の利便性がまた向上しました。ETC、グリップヒーター、スロットルアシスト、トップケースを後付けし、今回のヘルメットロックと合わせてロングツーリング仕様になっています。
クラッチとチェーンスプロケの交換も控えており、17年前のバイクながらまだまだ長い付き合いになりそうです。
全く同じ条件の方は居ないとは思いますが、ベンチュラのパイプ径は車種が異なっても変わらないと思うので、そんなニッチな方は参考にどうぞ。