当鉄道では、DCC(デジタルコマンドコントロール)を楽しんでいます。
とは言え、ポイントは手動だし、2列車同時運転もめったにしないし、パソコンやスマホとも接続してません。自動運転なんて考えてもいません。
それでもDCCは十分に楽しく、末永く続けていきたいと思っています。
しかし、残念なことに、国内のDCC市場は縮小しているような気がします。
そこで、今さらではありますが、DCCの普及を願って、微力ながら私もDCCの楽しさをお伝えすることにしました。
1:車両から音が出る。
KATOのサウンドボックスや車載スピーカーもあるので、DCC特有の楽しさではなくなりましたが、車両から色んな音が出るのは非常に面白いです。
2:停車中もライトが点灯する。
アナログでも常点灯できますが、DCCでは室内灯と前照灯、標識灯を個別に操作することが可能で、アナログのように、車両側の標識灯スイッチを切り替える必要がありません。
また、アナログのような走行中のチラつきは、ほとんどありません。
3:スローが得意です。
DCCを始めた時、あまりの遅さ驚きました。発進、停車が実感的ですし、入換運転に重宝します。
以上を動画にまとめました。
こんな順序で動作します。
- 8620の前照灯点灯
- 短ホイッスル吹鳴
- 長ホイッスル〃
- ダブルホイッスル〃
- ワフの室内灯点灯
- ワフの標識灯〃
- ゆっくり発進
4:1両でも楽しい、小スペースでも楽しい。
忙しいけど、模型に触りたい!
そんな時私は、1両の機関車で、ちょっとだけ構内の往復運転を楽しむことがあります。
小スペースでも、作り込んだ機関庫セクションなんかは、きっと楽しいと思います。
5:レイアウト上で複数の機関車が生きています。
「1両でも・・」と書いた後ですが、逆のことも書きます。
上記1や2はアナログでもできますが、複数同時は難しいと思います。
DCCでは、レイアウト上で複数の機関車が生きています。
私の蒸気機関車は、クマタ貿易で購入したESUのデコーダーを搭載しています。
このデコーダーは、停車中も安全弁やエアポンプの音がランダムで鳴り、複数の機関車が奏でる息吹は、かつての駅や機関区の喧騒を偲ばせます。
動画ではそう上手くいかなかったので、最後は2両一緒に動かしました。
6:レールがあまり汚れません。
ズボラな私にとって、とても嬉しい効果です。
DCCのレールが汚れにくいのは、アナログに比べて、レールのスパークが発生しにくいためだと言われています。
私のレイアウトはアナログ走行もできるので、アナログも昔に比べてレールが汚れにくくなったことを実感しているのですが、DCCは、その上を行きます。
以上、私なりにDCCの楽しさを書いてみました。
おそらく、こんなのはDCCのほんの入り口に過ぎないと思いますが、これだけでも実感してしまうと、もうDCCを止める気にはなりません。
でも、日本の鉄道模型の現状は、DCCを気軽に楽しめるものではなく、かなりの苦労を伴います。みなさんにお勧めするからには、マイナスの部分もお伝えしなければなりません。
次回は、DCCの苦労話を書いてみたいと思います。
本日も、ご訪問ありがとうございました。