アリイの485系プラモデルの加工を始めました。 | 16番ゲージレイアウトのこと..など

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16番ゲージの鉄道模型レイアウト・白縫鉄道川正線の制作記です。

 私以外の誰の役にも立たないと思いますが、アリイの485系プラモデルの加工記事です。

アリイの485系プラモデル5両編成

 オークションで手に入れた485系のジャンク品です。全車、台車と車輪が無く、モハ485は、座席と窓ガラスがありません。手始めに、このモハ485を何とかしてみようと思います。

 

 最初に、サシ481を例にして、このプラモデルのトレーラーの基本構造を説明します。

 車体を構成するパーツです。見にくいですが、窓ガラスは4面が繋がっていて、四角形(□)になっています。

サシ481の車体部品

 

 車体の組立① ボディーに床下を入れる。

組立手順①

 

 車体の組立② 床下の上に、座席を入れる。

組立手順②

 

 車体の組立③ 座席の上に窓ガラスを入れる。窓ガラスが見えにくいですね。

 窓ガラスは、座席パーツに設けられたストッパーで、適切な高さに収まります。

組立手順③

 

 車体の組立④ 屋根を載せます。

組立手順④

 

 車体の組立⑤ 最後は、車体の裏側から、台車もろとも、一気にネジ止めです。

組立手順⑤

 

 さて、座席と窓ガラスの無いモハ485を他車のレベルに合わせるため、工作を施しましょう。

 このプラモデル、意外と人気があるようで、複数の作例をサイトで見ることができます。中には、奥まった窓ガラスを良しとせず、嵌め込み式に改造した方もいらっしゃるようですが、私には無理です。

 Tomixが、初期型の485系(ボンネット)を再生産するようです。いずれ貫通型も再生産されるでしょうし、その時は、我慢できずに購入するでしょうから、このプラモデルは、あまり手をかけずに完成させることにします。

 

 まず、窓ガラスですが、オークションの出品者である前オーナーが、ジャンク部品を同包してくれたので、切り継ぎで何とかなりました。

 座席は、カツミのパーツを使うつもりでしたが、IMONの在庫を調べてみると、Tomixの485系のパーツが購入可能だったので、即、購入しました。

 おかげで、あまり苦労することなく、他車と同じような形にすることができました。

 床下パーツの上に座席を接着し、窓ガラスのストッパーはプラ板で作りました。  

座席と窓ガラスの工作

 

 次は台車の装着です。

 台車は、プラモデルのパーツが無いので、エンドウのDT32を使います。

 床板を、エンドウのマクラバリを装着できるように加工します。

  (同じ用途のパーツでも、エンドウは”マクラバリ”、日光は”センターピン”と呼ぶようです。私も最初は戸惑いました。基本的な部品の呼び名は統一して欲しいですね。)

床板の加工

 

 台車を装着しました。

 こうやって台車を装着すると、当然ですが、この穴からネジを通して屋根を固定することができなくなります。

 そこで、写真のように、元々は台車の回り止めだったと思われる出っ張りに穴を開けて、長さ30ミリの3ミリネジを通して、屋根を固定します。屋根裏には、プラ棒とプラ板を使って、3ミリナットを固定しました。

台車の装着と屋根固定ネジ

 

 後は塗装を待つばかりとなったモハ485です。レイアウトの側線に入線しました。

モハ485竣工写真

 

 これで、トレーラーの加工は目処が立ちました。

 動力車は、途中で放り出したEF66と同じ要領でDCC化する予定です。

 どうやら、完成まで持ち込めそうですね。最大の難関は、ひげのマスキングでしょうか。

 

 本日も、ご訪問ありがとうございました。