こんにちは!YANです。
昨日は、あべのハルカス(24F) 大阪芸術大学スカイキャンパスで行われている「第2回新世代造形大賞」に行ってきました。
「新世代造形大賞」は、大阪芸術大学キャラクター造形学科フィギュアアーツコースが主催する造形コンテストです。
ポスターや告知にはありませんが、私も大阪芸大短期大学部の非常勤講師として審査員を務めさせていただきました。
11時頃に会場に入ったのですが、前日までに搬入された作品がずらりと並んでいました。
最終搬入は、当日の12時までなので、展示作業中の方や持ち込まれる方も続々・・・。
12時からは審査員全員で作品を見て回りました。その後、別室に移動して審査となりました。
大賞1点、各審査員賞8点(宮脇賞、浅井賞、寒河江賞、大山賞、BOME賞、松本賞、高橋賞、藤田賞)を選考。審査は難航したものの何とか決定!惜しくも各賞に漏れた作品の何点かは入選とし、その中から3点を特別賞としました。
大賞は満場一致で星野菜月さんの「Mushroom traveler」
▲実はこの作品、陶器製なんです!
はじめに見たとき、台座は陶器だとわかったんですが、すべてが陶器と聞いてびっくり
▲後から見ると、背負っているキノコ(マッシュルーム)に顔や手足があるのも面白いです。
▲宮脇賞の作品。
制作者は、なんと中学生
まさに新世代造形大賞に相応しい作品です。
この他にも、たくさんの作品が展示されています。
受賞作は真ん中に展示されています。
展示期間は12月2日(土)まで。
最終日には寒河江弘先生の造形実演もあります。
是非ともご覧いただきたい。
第3回の開催も決定した「新世代造形大賞」
絵画や映像のコンテストは数多くあるのに、フィギュアを主体としたコンテストは、ほとんどありません。そこで、大阪芸術大学と海洋堂がタッグを組んで開催することにしたのが、このコンテストです。かつて海洋堂が主催したアートプラ大賞というコンテストからは、造形業界で活躍する人材を多数輩出しています。「新世代造形大賞」からも今後の模型・フィギュア・造形業界を担う人材が多数、排出されることを期待しつつ、次回の開催を楽しみに待ちたいと思います。