つづきです
我が家の両爬虫類の長、美幸さんが引きこもりを卒業するにあって重要だったこと、
それは
美幸さんのテリトリーに合わせてあげること
だったのだ。
美幸さんが引きこもりから卒業したのは、
もともと使っていたケージはパンテオンの4535
決して広すぎるわけではなく、
メンテナンスのしやすさや、美幸さんがのびのび動き回ってくれることを想像して、レイアウトは非常にシンプルにしてあった
これが仇となり、美幸さんにとっては隠れ家の少ないただ広いだけの空間に見えていたのだと思う
美幸さんが安全と感じる距離よりも、シェルター同士の距離の方が離れていて、だから美幸さんにとって安全だと思える範囲はシェルターの中だけになってしまったのだろう
イメージ
今のケージはシェルター同士も近く、程よい広さなので、ケージ全体を自らのテリトリーとして安心して動き回ることができている気がする
それからもう一つ、エイトは天井の高さもポイントの一つだと思っている
今のケージをオーダーした時、あえて天井を低くしてもらった。
暖突を設置した時の暖房効率を考えたのももちろんだが、その方が美幸さんの安心度も増すと考えたからだ。
野生下では鳥などに捕食されるレオパ
高すぎる天井は、どこから捕食者に狙われているか分からない恐怖を助長する気がする
エイトはペットには可能な限り広いスペースを与えてあげたいと思うタイプだ。
実際、フクロモモンガ2匹には高さ150cm以上のケージだったり、シマリスには幅120cm以上のケージだったりに住んでもらっていたし、美幸さんにも出来れば広いケージでの〜びのびしてほしかった
けど、広さが仇で恐怖の日々を送るようでは本末転倒だ
今回は、美幸さんのケージをコンパクトにして正解だったと思っている
実際の効果のほどは分からない。
単に時間が解決したんじゃ、と言われればそれを覆すような証明はできない。
ただ、感じるのだ
日々の美幸さんを見ていて、美幸さんには今のこのケージが合ってるんだと
レオパちゃんが長いことシェルターに引きこもっていて、なかなか出てきてくれないと悩んでる飼い主様。
ぜひ、空間の見直しをしてみてほしい。
四方八方から見つめられる完全クリアな空間になっていないか
ただただ広く、歩き出すには不安な空間になっていないか
世の中にはそんなこと気にせずともノビノビ過ごしてくれるレオパちゃんはいっぱいいる。
むしろSNSの中にはそんなレオパちゃんばかりだ
けど、怖がりなレオパだっているのだ。
安心して移動できる距離が少し短めなレオパだっているのだ。
どうしてうちの子は…なんて悲観する必要はない
ケージの広さやレイアウト、シェルターの向き等々、自らの工夫で可愛い可愛いレオパちゃんの安心テリトリーを探せるなんて楽しいじゃないか
そうしてレオパちゃんに合わせたケージを見つけ出してあげることで、きっと何もかもの歯車が噛み合って、上手く回り始めると思う
ぴったりのテリトリーを手に入れたレオパちゃんは、可愛い可愛い姿を見せながら、新たな役割をこなしてくれるだろう
プライドロックの美幸さんのように
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