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宿の電飾を検討します
(とは言っても各部屋ごとに仕切る訳ではないですが)
現物から寸法を取って、一度図面化
要は中に入れる仕切りの為だけなのですが
一応内部構造も考えておきます
廊下も描いてありますが、実際には仕切りだけで分けます
別図で仕切りだけの寸法を取ってスチレンボードを切ります
仕切りを入れる前に
全部バラします、窓ガラスのパーツも外します
最近の「電飾を入れる建物」は
(手間ではありますが)必ずこの作業を行います、
初めの頃はこうした作業なしで電飾したのですが
中に入れた「LED」の光が壁や屋根から透けて見えるのです
写真を撮れば「窓からの光に「ごまけて」分らない」のですが
少し視点を移動させると、
壁や屋根がボンヤリと明るく見えてしまいます
中に塗る「つや消し黒」はあまり濃いものは使えません
小さな窓に溜まってしまい窓をふさいでしまいます
今回の宿も、母屋(旧館)の2階窓が小さな物ばかりなので
「プラ成形」の段階で埋まってしまっている部分もあります
黒が乾いた段階で「細い針」で窓の無くなった部分をつつきます
塗料だけであれば穴が開きますが、
成形で埋まっている場合はあきらめます
窓ガラスパーツを戻して組み上げる前に
外壁の部分も色を塗ります
(ガラスを接着してからだと、ガラスにも塗料がかかる)
今回使用する2棟はこの様に色味が全く違っています
元の色味が似たような色なら、
後からドライブラシで汚して分らなくしてしまうのですが
今回はそうも行きません
旧館に似たような茶色でドライブラシして、
新館の木部にその色を塗ります
新館の白壁も黄色未を帯びているので白で塗ります
旧館の窓枠や客室の手すりも少し「薄黒」で変化を入れておきます
旧館の玄関先には足元を照らす電球が黄色く塗られたあるので
ここも切り取って「電球色LED」にします