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「あっち(ドイツ軍基地)」の方もようやく終わりが見えてきたら
余裕が出来たせいか…(実際の製作時と記事掲載時点では10日~2週間ほどあります)
また別の「物」が頭をよぎるようになって来ました

陽気に誘われてか、アチコチの「ワイドショー」で
「菜の花畑」が取り上げられています、                



そういえば…日本中に「菜の花」が群生しています
生命力が強いことはそうなのでしょうが、不思議と言えば不思議??

少し調べてみたら、
明治以前の「明かり」に利用されていた「油」を採るために
田畑にできない土地(荒地や土手など)に多く栽培されていたものの
「ガス灯」「アーク灯」の普及と共に放置されたままになった…らしいです
…だから「土手の菜の花」のイメージが強いのかもしれません。

「菜の花」を作ってみたいと言う思いは前からあったのですが
起毛させたグラス(緑の草)の
上部だけに黄色のパウダーを付けるなんて出来ません…
…って事であきらめていたのですが

短い「グラス(緑の草)」に少し長いグラスも混ぜて(密に)起毛させれば
上から降りかけた黄色のパウダーが、
根元まで届かずに高い位置で固定されるのではないか?

やってみます、
「菜の茎」を「グラス」で作ります
手持ちのグラスは3mmしかないので
まずは長いグラスを作ります
(昔は5mm・8mm・10mm…と長い品物も通販であったのですが、今では見かけません)
フィールドグラスを                     



はさみで5~7㎜位に切ります、
画一的に長さを揃えてはかえって悪いので、適当に…       

 



これと手持ちの物(3mm)を混ぜて「茶こし」で振るってみます  



いい具合にいろんな長さのものが落ちています…いけるかな?


では本体ベースを作ります
100均の透明カバー付きのケースに合わせて、ベース板を切ります   



地面の部分を切り抜き、斜面を削ります                

 



もう1段高くするので、その部分だけ型紙を作って         



急勾配の斜面を削り重ねて具合を見ます               



急斜面(黄矢)は良いとして、黒矢の部分はもう少し削ります      

歩道の部分もそれらしくしておきます               



接着します、木工ボンドを塗り、乾くまでの補助としてグルーも使います  



合わせ目部分に木工パテを塗りこみ                



乾いたら薄めたパテを筆塗り、質感を揃えます           



着色後、ボンドで「遊歩道の砂利」「斜面の石」を接着       




「菜の花群生」の位置にFボンドを筆塗りし、
長さの揃っていない「菜の茎」を起毛加工            



横から見るとこんな具合、
1本1本が斜めに固定されてます、さすがに直立に立ってはいません  



黄色の花の接着には「スプレーのり」を使ってみます
広く噴射してしまうので必要な部分以外はマスキングして塗布   



その上に黄色のパウダーを振り掛け

マスキングを取ると           



拡大                   

 



黄色の「花部分」が茎の上に付いています、いい具合♪     



これでもいい様な気もしますが
黄色のパウダーを、もう少し「明るい黄色」にしたかった
「明るい色の黄色パウダー」も作り置きがあるのですが
「スポンジクズ」なので粒度(サイズ的に)が多きすぎる

このパウダーを黄色く塗装してもダメな事は判るので

白いパウダー(荒目のスノーパウダー)を黄色にしてみました、    



これをもう一度振りかけてみようか?
隅の方で試してみて、ダメそうならこのままにします。