完成・3

最後に山肌の塗装・下草/低い木々を施工します
内部の岩肌塗装色は暗めにしたので、表面は少し明るめにします

まず山の開口部をマスキング
緑施工の「フォーリッジ」や「パウダー」が
中に落ちても、ダスターで吹き飛ばせば問題ありませんが

塗料が落ちたのでは
「今までの苦労を台無し」にしてしまいます

しっかりとマスキング                    


山肌のベース色として明るい茶を全体に塗ります         



この後、影の部分やらを暗くしていくので、明るめにしておきます

ジオラマの「切断表現面」は黒、角の方から塗り始めます      



天井部分は、まだこの上に岩山があるので切断面なのですが    



ここを真っ黒にしたのでは『重過ぎる』気がするので…

少し考えます…

 



緑の下草を配置します
薄めた木工ボンドを小筆で塗り、パウダーを撒きます       



ひとつの色の「草むら」はありえないので
いくつもの色を撒きます、必要に応じて指先で混ぜます      



パウダーだけではボリュームが出せないので
フォーリッジを混ぜた物を、所々に配置します        



一度乾いた所に更に乗せれば、垂直方向にも表現できます    



忘れてました「88㎜砲の内部」も配置し、周囲も草を植えました 

 



作りおきの「低い木」も植えます              

 

 

岩山なので多数は生えていません、
平らに近い場所に数本だけにします            

パウダーを貼り付けたボンドが乾いたら、
余分に振り掛けて接着されていないパウダーをダスターで吹き飛ばします
振りかけたパウダーの半分位は接着されていないので
大量に吹き飛びます…ので…外で吹き飛ばします

『本当の』最後に
「丸見えの砲台」ではいけません、
カムフラージュ用に黒い荒目のアミ(ガーゼ)を砲台に取り付けました     



これは、針金にアミを通した物で、
スタイロフォームに差し込んであるので簡単に付けはずし出来ます

もう一つ
ベニアベース裏側の配線部分に指先が引っかかって
線を切っては大変なので、ダンボールでフタをしました         

 

以上です。