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先に、作った自動車使わない事にしました
雪に埋もれてしまうのですが、
見せる一部が「自動車全体の格」を表しますので…
という事で、「トミーテック・黒のクラウン」です          

 



雪まみれの小型トラックは出入りの業者の営業車
いま配達のお兄ちゃんに「ゴム長」はかせています

雪をかぶった木を置いてみましたが…           

 



いかにも「ただ置いただけ」…
雪に覆われた地面の表現もしたつもりですが、白く凸凹しているだけ

この時点ですでに1m以上の積雪にはなっているので(という説定) 

下草や低い木々は完全に埋もれてしまっているはずですが
その感じが出来ていない…

これをつかいます                       



「網状スポンジ」をちぎって黒くした物に
緑パウダーや枯れ葉を砕いた物を貼り付けたものです

ほとんど雪に埋もれてはいるが
背の高い下草や低い木々の一部が、雪から出ていることにします

一度木を取り除いて貼り付けます               

 



木工ボンドでは「べた付き」が無く、すぐ浮き上がってしまうので
「GPクリアー」を使います、時間と共に硬化していくので
時々指で押さえ込んで密着させる事ができます

ある程度乾いたら、
「薄めた木工ボンド」+「スノーパウダー」+「つや消し白」
を混ぜた物で下塗りします、                    

                  
完全に塗りこめるのでなく、所々元の色(特に枝振りの)が
解るようにティッシュで色を吸い取っておきます

次に、この白く塗った草むらと元の雪原との段差を埋めなくてはなりません
「液体ねんど」ではゆるすぎて流れてしまいます、
「石粉粘土」では硬すぎて、「網状スポンジ」の中まで入り込みません

そこでこの2種類を混ぜて、適度な粘度のパテ状にしたものを作ります
これを段差部分に塗りこんで、水を付けた筆で表面を均します    



水分が乾かないうちに、スノーパウダーを振り掛けます       



パウダーが接着されるかどうか不安ですが、
乾いた時点で「つや消しクリアー」吹いてみます
ダメだったら、もう一度薄めたボンドでパウダーだけ追加します

「露天風呂を囲む石」「川原の石」に積った雪を作ります
木工ボンドにスノーパウダーを混ぜ『硬めのパテ』を作り筆塗りします、  



一度に厚くは塗れないので、乾いたら追加塗り…を繰り返します

…もう最後の段階ですが
『完成』後に
あちこち「タッチアップ」の必要がありそうなので、
『硬めのパテ』は多めに作っておきます

引っこ抜いた「背の高い木」を戻し接着、                           



「スノー・パテ」で雪の量を増やしておきます

あちこちタッチアップしながら、気が付いた所を追加造作
小物作って追加しました
先回の露天風呂の際、「女将」が玄関先でお客を出迎えるシーンを作りました
今回、ふさわしい人形が無いので
*お客の子供が作って帰った「雪だるま」が玄関先に置いてあって
 新しく来る予定の「お客を待っている女将」の
 相手をしている様子を作りました                



*「宿増築工事予定地」の看板です                 



*出入り業者の小型トラック、納品に来ました、
 配達員の相手をしているのは板前さん、
 手前では、今日帰る予定のお客の車を、スコップで掘り出しています 



*道路脇に寄せられた除雪の雪、道路のわだちの跡         



*男/女分けた露天風呂が「丸見え」でした、 急いで衝立を設置