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「山肌」「砲台」を考えている際に
隊員たちの事もフト頭をよぎりまして
もちろん通勤している訳は無いので「居住区」も必要だと…
通路の手前脇が空いているので、そこに「居住スペース」を設けます、
高官は個人部屋がありますが、一般兵は3段ベッドの共同部屋でしょう

工務部(武器・車両等のメンテナンス)の「居住スペース」は
別個に奥のほうにあることにします。

「砲台」の位置は確定した訳でなく
山肌の位置関係(特に高さ)との兼ね合いを見ながら設置します     



居住区・砲台は「四角構造」なので、
前に作った「図」を再出力して製作、並べてみます     



砲台へのシャフトはとりあえず四角ですが
最終的にはエレベーター/階段が見えるようにします
エレベーターは最深度の弾薬庫から伸びています

これらをどうやって「隠すか/見せるか」
山の切断表現と山肌表現を詰めます

こんな風にして空いた所を『岩』で埋めます     

       

手前側の「砲台A」は高すぎたので低くします
奥の「砲台B」は現状埋まっていますが、
山肌との兼ね合いで高くすることになりそう…

とりあえずボール紙で作ったエレベーターシャフトでしたが
代わりに使えそうなものを探します…

前に作ったプラ棒細工の物は部材の寸法が大きすぎて見た目が悪い…
なかなかいいものが見つかりません…


おおっ!コレがあった!                 



大昔(20年以上前)に、
部材として市販品に「トラス鉄骨」が見つからなかった際に
仕方なく原型作って複製したものです
1辺20㎜というちょうど良いサイズ
完成品はこれ1本だけなので、またバリ取りから始めないとなりませんが…

置いて見ます、大砲は「WTMの88㎜砲」です           



山肌との「兼ね合い」を見なければならないので
砲台周辺の山を進めます、「切った貼った」を繰り返し…      



「ハンダこて」で山肌を造形                 



スタイロフォームの隙間や穴を「木工パテ」で埋め       



ついでにスタイロフォーム全体に薄めたパテを筆塗り       

普通なら、山全体を作ってからの作業なのですが
部分的にでも、この作業をしないと「砲台」を囲む造形が出来ない