01
ハウスを着色します
この時点ではまだ『こう』と決めた訳ではないので
試しの意味も含んではいます
まずは、薄めたジャーマングレーを1瓶作り
薄めた色をジャブジャブ塗ると必ず隅にたまります
そのままにしておくと、隅だけ色が濃く付いてしまうので
少し乾いた時点で、きれいな筆で隅に溜まった色を吸い込み、
拭き取る又は薄い部分に持って行きます
低い部分に色が溜まって、ディテールがはっきり出ます
99・2100・01
*通常であれば
配色を施した後から、こうした「スミ入れ」を行うのですが
成型部品のスミ線がどの程度(の深さ)なのか分らないので
先に配色して「スミ線を埋めて」しまってはどうしようも無くなるので
今回はこうすることにしました。
この後、「ドライブラシ」あるいは「スポンジブラシ」で配色を入れます
が…
「薄い色」というのも「溶剤」で薄めた訳なので
本来塗料が持っている「固着成分」も薄まっているはずなので
あまりブラシをこすり付けると、
ディテールの(薄い)ジャーマングレーまで
散れてしまうので注意しなければなりません
「そうだ、京都に行こう」…じゃなくて
「そうだ、ツヤ消しクリアー吹こう(ラッカー系)」
(40代・50代以上の方しか判らない…)
これで少なくとも「現状維持」(スミ入れの線)は確保できます、
配色(水性アクリル)が濃すぎたとして色を拭き取っても
ジャーマングレーのディテールは残ります。
このプラモには「屋敷ベース」があります
「リンク機構」で「幽霊」たちが動くギミックが付いてます
ギミックを使うかどうかは後から考えるとして
単品で仕上げても面白くないので、ジオラマに出来ないか考えていました。
『ウルトラQ』に「クモ男爵」というのがありました
薄汚れた沼(夜のシーンだけでしたので推測です)の中に
たたずむ洋館のシーンが思い出されます
最後は『アッシャ-家の崩壊』の様に燃えて崩れ落ちます
この方向で進めてみます。(燃え落ちた状態にはしません(笑))