ジオラマ「花筏(はないかだ)」03-1

 

CAD図から取った「ちょき舟」の船底をマスキングします、
ただラベルシールでは粘着が強いので、
マスキングテープ(黄色い部分)に形状を写します   


これを水面の舟を置く位置に貼り、
花びら貼り付け用のボンドを塗ってから剥がして…
…いやっ・やっぱりだめだな…

結局「ちょき舟」は瞬間で貼り付けました            

 


ちょき舟の外側が上に向かって反っているので
ボンド塗り・花びら蒔きの際の事を危ぶんでいましたが
実際置いて見ると、それほどのオーバーハングでもない
周囲の桜も植えてないので『何とかなりそう』…

舟によって分けられた花びら(というか花びらの無い部分)を
どんな形にするか…当初はマスキングと思ったのですが
<マスキングの境目部分がはっきりと出てしまいそう…>
しばらく眺めて、ラフスケッチなどして
思案していたのですが…結論が出せません…


気分転換に、土手の人達を置いてみます      


全ての人形の足に黒く塗った針金を接着して固定
やっぱり人数が足りないですね、追加しましょう~

トミーテックの子どもを3人、大人を2人
ノーブランド人形を再塗装したもの2人   


計5人追加で、計28人+ベビーカーに1人になりました


いよいよ「花びら」蒔きます
外に流れ出ないよう、淵にマスキングテープを立ち上げ
薄めたボンドを作り、
(花びらの無い部分を大雑把に残して)ボンドを塗ります
(川面全面花びらと言うのもおかしいので
…適度に塗らない所も作っておきます…上流側かな~)

花びらを散らします       



ボンドをかなり薄くしたつもりでも
花びらを散らす前にボンドが乾いてしまったと思われる  
薄くなってしまった場所や穴が所々に出来ています



完全に乾くのを待ってもう1回蒔きます
今度はボンドを塗らずに
完全に乾いた状態で、必要な部分にだけ指先でつまんで振り掛けます 


この時点で上流側に「色の濃い花びらも蒔きます」
当然周辺にも降りかかるので、一番柔らかい筆・綿棒等を使い
なでるようにして均等に均します(不要な部分を取る)…
この状態なら失敗してもひっくり返せば元に戻せます。

納得がいったら
品物を回しながら、霧吹きで、遠くからたっぷり水を吹きます
周囲の土手・人形にも水はかかりますが影響はありません
下に敷いた古新聞もびちゃびちゃです

薄めた木工ボンドを更に薄くして         
スポイトを使って、点々と桜の上の水にたらします

初めのうちはボンドの白い点が残りますが、しばらくすると
蒔いておいた水に浸み込んで全体に行き渡ります

後は…待つだけ…

今のうちならたっぷり水を含ませた大きな筆で洗えば
大半は落とせるでしょうが
思いもよらない所に「取り返しのつかない事」も
起こるはずです(多分)…「さわらぬ・なんとか…」

水玉をティシュで拭き取りたい衝動に駆られますが…

 

 

上流から、
ピンクがかった別な種類の花びらも流れてきています。  725