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水面表面のクリアーが乾いた事で、安心して地面造形に入れます
…が…その前に
ゆるやかな流れの渓流をイメージしていたので
白い波頭は予定していなかったのですが
ジオラマ全体のなかで「川の面積」は1/3ほどになります
大石があって、透明な水が流れて…
これだけではちょっと面白くない
「大げさにならない程度」に波頭を置いてみます

従来は木工ボンドを小筆で塗って、白いパウダーを撒いていましたが
ボンドが乾かないうちは
白いパウダーがどのくらい撒かれたのか目視確認できなくて
「やりすぎ(撒きすぎ)」の事もありました、
「激流のジオラマ」であればこれでも問題ありませんが
今回はそうも行かないので

「透明クリアー」を接着剤として塗って
そこに「白いパウダーを撒く」事にします
少しづつパウダ-を置き(クリアーが乾かない間は幾らでも追加)
「仕上がりの状態を確認しながら」作業が出来ます

パウダーはこの2種類を準備します               


左が「新雪0.4~0.6mm」/右が「粉雪0.2~0.4mm」です
まず試しにクリアーなしで置いてみます…泡なし             



撒きます、左が「新雪」/右が「粉雪」              

 


こうして並べた状態で見ると、違いはあります          

ベタ付きの無い状態なので
「岩にまとわり付いた泡」がありませんが…う~ん

最初に「粉雪」で施工し、
大きな泡が欲しい場所にだけ「新雪」を追加しましょう

パウダーなし                       



「粉雪」のみ施工                     

 

 



いい感じです、続けます

「細い面相筆」でクリアーを塗りますが、
「逆に」塗った所が見えないので、パウダーを撒いてから、
硬めの筆と歯ブラシで付き過ぎた部分を落す必要があります

ゆるやかに水が乗り上げた所は無し、
角度が付いて石にあたっている部分のみとします         



2~3ヶ所づつ繰り返します

「粉雪」が一通り終る頃には、
最初の部分が乾いているので、
続けて「新雪」施工します                 

 

 



そう言われれば…と言う程度ではありますが…       

 

 

 

 

硬い筆で払ったり、口で吹いたり、
エアダスターで吹き飛ばしたり…と忙しい時間でした