まねブログ ”11人に1人が発症【パパの産後うつ】” | 助産師さんの観察ブログ

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12人産んだ助産師HISAKOさんを観察しています。いつかいいね数を越えるのが夢 だったのに閉鎖されちゃった

12人産んだ助産師HISAKOさん、きずなメール・プロジェクト 代表理事大島さん 精神科医 中嶋愛一郎先生 のまねブログです。

 

言葉使いは比較的異なりますが、構成は類似。

 

元記事にはチェックリストや窓口などの情報がありましたので、先に紹介します。

 

きずなメールプロジェクトさん記事より

 

産後のメンタルに関する情報や、対応策を知ることのできるウェブサイト

 

10問の質問に答えるだけでうつ傾向をチェックできる「エジンバラ産後うつ質問表」(EPDS)

 

 

元記事HISAKOさんブログの類似部分を、元記事の流れに沿って引用、並記しています。あくまでも一部抽出ですので、元記事の意図は十分に汲めません。興味を持たれた方はぜひリンク先をご一読ください。
※まねブログのリンクは記事作成時点で確認できたURLです。バナーはブログ、タイトルテキストは魚拓にリンクしています。
※同じ文章は、2023年3月までnoteとアメブロプロフェッショナルブログにも掲載されていた可能性がありますが、いずれもHISAKOさんブログ一本化を理由に閉鎖・削除されています。

 

12人産んだ助産師HISAKOさんブログ

2022-02-24

11人に1人が発症【パパの産後うつ】

 

関連動画。「治し方」ってタイトルはどうなの。

元記事 

きずなメール・プロジェクト 代表理事大島さん 精神科医 中嶋愛一郎先生 

2021-04-22

 

 


青 元記事
■男性の11人に1人は「産後うつ」

赤 12人産んだ助産師HISAKOさん

11人に1人が発症【パパの産後うつ】

ただ、性別による違いもあります。ひとつは「症状の傾向」です。

パパの産後うつは
どんな症状が出るのでしょう。


うつの代表的な症状、「不快気分」「気力の低下」などは、男女に共通して現れます。

やる気スイッチがOFFになる、
赤ちゃんがかわいく思えなくなるなどは
ママと同じなのですが

 

しかし男性の場合は、女性と比較して「怒り」「苛立ち」「過活動」「衝動コントロール困難」などの形で症状が現れやすい傾向があるんです(※3)。

パパの場合は
さらに症状が多くなります。

怒り、苛立ち。
衝動的に怒鳴ってしまったり、
不必要に活動的になることがあります。


また、「発症時期」にも男女差が見られます。女性の産後うつは出産3カ月以内が発症ピークです。一方で、男性の産後うつは、出産の3~6カ月後が最も発症率の高い時期になります(※4)。
期間もママとズレがあります。
パパの場合はママより少し遅れて
産後3ヶ月から6ヶ月の間に発症することが
多いです。


男性の場合によくみられるのは、自分の中にある「あらねばならぬ父親像」とのギャップで苦しむパターンや、パートナーが先に産後うつになり、その影響をうけるパターンなどですね。
育児に協力的なパパが増え
ママ同様に
「パパだからこうでなくてはいけない」
という思い込みから発症することが
多いと言われています。

 

あとは、産後うつになったママの影響を
ダイレクトに受けてしまうことも。


また、産後は性別を問わず、価値観が大きく変化する時期でもあります。仕事や、友人、パートナーとの関係に関して、出産前に持っていた価値観を変える必要があることも多いです。
仕事も友達も妻も
どんどん変わっていく・・・。

パパはその変化についていけず、
なんだか自分だけ置いていかれているような
気持ちになり焦ってしまうということも
あるようです。


私が受け持つ患者さんにも、自身が産後うつだと気づかないまま来院する人が多いですね。
本人も
「俺は男やから産後うつなんかなるわけない」
と気づかないパターンもあります。


「仕事中の物忘れが増えた」などの理由で来院して、そこではじめて自分が産後うつであることを知るんです。
なので、けっこう症状が重くなってから
受診ということも多いんです。


──「まさか自分が!」となるわけですね。

まさか自分が・・・!

男性も産後うつになるのだと知らない場合、たとえば「気力の低下」「ミスの増加」などのうつ症状が出ている同僚を目にしても、「あの人、仕事ができなくなったな」くらいにしか思えず、見過ごしてしまうのです。

その知識があれば、
例えば職場で子どもが生まれたばかりの同僚が
ミスが多くなったり
注意力がなくなったりしたときに
「何やってるんだ!」って批判するんじゃなく
「もしかして産後うつでは?」
気づいてあげることもできるかもしれません。


──なるほど。男性の場合、ジェンダー規範にとらわれて弱音を吐けず、周りが気付けないという側面もあるのではないかと思いました。
男が泣いたら恥ずかしいとか
思わないでほしいです。

赤ちゃんにしても、ママにしても
「え?なんでそこで泣く?」
ということで泣きますよね。
パパだって突然泣き出したっていいんですよ。


こうした事態を避けるためにも、まずは「男性も産後うつになる」ということを世の中が認識するとともに、並行して、男性が弱さを表出できる社会を作っていく必要があるのではないでしょうか。
「俺、今ちょっとつらいですー!」
って言える環境づくりは
ちゃんとしておいたほうがいいと思います。


──では「男性の産後うつ」のリスクを低減するために、個人ができることには何があるのでしょうか。

パパの産後うつを減らすためには
どうすればいいでしょうか。

 

まずは、男性も産後うつになることを理解し、それがどのような症状として現れるのかを把握することではないでしょうか。
1つめ。
まずパパも産後うつになるということを知ること。


そうすれば、初期症状の段階で自身の異変に気づき、深刻化する前に対応ができるようになるはずです。
2つめ。
そうやって本人も周囲でも、
早めに気づくことで
うつの初期段階で受診すること。

「こんな程度で病院なんて」
「他にもっとつらい人がいる」
とか思わないこと。

本人がつらいなら、程度なんか関係ない!
すぐに病院に駆け込んだらいいんです。

 

──「男性の産後うつ」「女性の産後うつ」と分けて考えるだけでなく、「ふたりの問題」として考えていくことが大切なのかもしれませんね。
3つめ。
みんなの問題として考えること。
ママの産後うつも、ママだけの問題ではないし、
パパの産後うつも、パパだけの問題では
ありません。

夫婦で、家族で
一緒に乗り越えていこうっていう姿勢で
治していくことが大事です。


そうですね。とはいえ、決してふたりだけで解決しようとはしないでください。家庭内で抱え込んでしまうことは、状態の悪化につながりかねません。
子育ては、夫婦だけじゃなくて
地域全体でしていくものなので
家庭内で全部解決しようと思わずに
バンバン周りを頼ってほしいと
思います!

 

また厚生労働省は2021年度より、市区町村に相談窓口を設け、子育て経験のある父親等によるピアサポート支援や、カウンセラーの配置などを後押しすることを決めました。

こうした公的支援や、産後ケア施設、保健師さんなどに相談するなど、家庭外の社会資源を利用してほしいなと思います。
あとは、保健師さんや
産後のケア施設、わたしみたいな助産師、
いろんなところにパパの味方はいますよ!