まねブログ ”人が繁殖することのメリットとデメリット①” | 助産師さんの観察ブログ

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アメブロプロフェッショナルブロガーだった12人産んだ助産師HISAKOさんを観察しています。15人大家族ではありません。なぜかアメブロは閉鎖、ばぶばぶでもブログは更新されなくなったので、主に過去ブログからコピペ疑惑を掘り出しています。

12人産んだ助産師HISAKOさん、ナショナル ジオグラフィックさんから総合研究大学院大学教授 長谷川眞理子さん連載インタビュー記事ふたつのまねブログです。

 

「HISAKOさんは
人が繁殖することのメリットとデメリットについて
どう思われますか?」

という問いに答えた三部作。

思っていることを書きます。
長くなりますよ!

あちこちから拾い上げられつなぎ合わされ、長いことは確かです。

 

元記事HISAKOさんブログの類似部分を、元記事の流れに沿って引用、並記しています。あくまでも一部抽出ですので、元記事の意図は十分に汲めません。興味を持たれた方はぜひリンク先をご一読ください。
※まねブログのリンクは記事作成時点で確認できたURLです。バナーはブログ、タイトルテキストは魚拓にリンクしています。
※同じ文章は、2023年3月までnoteとアメブロプロフェッショナルブログにも掲載されていた可能性がありますが、いずれもHISAKOさんブログ一本化を理由に閉鎖・削除されています。

 

12人産んだ助産師HISAKOさんブログ

2020-08-24

人が繁殖することのメリットとデメリット①

 

元記事 1

ナショナル ジオグラフィックさん

総合研究大学院大学教授 長谷川眞理子さん

2011-07-11

 

青 元記事

女性が生涯に産む子供の数「合計特殊出生率」は、日本の場合2010年で1.39と世界最低水準。

赤 12人産んだ助産師HISAKOさん

女性が一生のうちに産む子どもの数
「合計特殊出生率」
2019年の日本は1.36と世界最低水準でした。

※ここは新しい数字


一般的には、出産の機会を逸してしまう晩婚の増加や、住宅事情、保育所などの施設が十分に用意されていない社会の枠組みなどが、子供が増えない要因として挙げられることが多い。
一般的には、
高齢結婚が増えて出産の機会を逃してしまうことや
教育費の問題、保育所などの施設が十分に用意されていない
社会の仕組みなどが少子化の要因として語られることが多いです。


「子供の数は2人より1人がいいとか、子供を産むのはやめようとか思うことは、ほかの生物ではありえないことだからです。

「子どもを産むのをやめよう」
「子どもを産む意味がわからない」

という意思を持ち、
その想いに従って理性で動くことは

進化生態学の見地からは、
人間だけに見られる特殊な行動だと言われていて
意図的な少子化は
「生物としてありえないこと」
だと考えられています。

 

いえ、ほ乳類は、飢餓などの大きな自然災害によって排卵が止まり、本能的なバースコントロールがおこなわれることは知られています。これはヒトでもありますね。

人間を含めた哺乳類は、
飢餓など生命維持の危機が起きたときには排卵が止まり、
本能的なバースコントロールが行われます。

 

でも漠然とした将来の不安から『今年は子供を産むのはやめよう』なんていうことはない。

漠然とした将来の不安だったり
自分を取り巻く現実社会の粗に着目して絶望し、

「子どもを産むのをやめよう」
「子どもを産む意味がわからない」

という意思を持ち、
その想いに従って理性で動くことは

 

 というのも、生物は繁殖することで、その存在を存続させてきたからだ。

だから、繁殖することで
その存在を存続させてきました。

 

一方生物は長くても数十年で命をまっとうし、何もしなければ地球上から存在すらなくなってしまう。

生きものは、
何もしなければ、一世代で生涯を終え
地球上から存在すらなくなってしまいます。


「繁殖すること以外、この世に残る方法がないのです。

繁殖すること以外、この世に残る方法がないから

 

だから何億年もの間、子供を産むことで、その存在をつなげてきた。

何億年もの間、子どもを産むことで
その存在をつなげてきたのですよね。

 

そう考えると、繁殖というのは生き物にとってのベースライン。

繁殖とは、もっともっと壮大な話であり
地球が宇宙に出現した日から
休むことなく繰り広げられてきた
生きものにとってのベースラインなんだと思います。

※地球誕生から生命誕生まで5億年くらいかかってますよ

 

生物は繁殖をおこなうのが普通で、子供をほしくない、配偶さえしたくないというのは、人間だけが考える特殊なことなんですね」

進化生態学の見地からは、
人間だけに見られる特殊な行動だと言われていて
意図的な少子化は
「生物としてありえないこと」
だと考えられています。


 特殊な行為には、何か特殊な理由があるはずだが、その理由をめぐって、進化生態学者たちは頭を悩ませているという。

特殊な行動には、
なにか特殊な理由があるはず・・・

その『理由』をめぐって、
世界の進化生態学者たちは研究を重ねており
いまだ、明確な答えは出ていません。

 

元記事 2

2011-07-13

 

 

青 元記事

「ヒトがおかしくなったというわけではなく、社会のほうが大きく変化して、たくさんの子供を持つことが、いい選択肢ではないと感じる女性が増えた。

赤 12人産んだ助産師HISAKOさん

確実に言えることは、
わたしたちが暮らす社会が大きく変化したことによって
たくさんの子どもを持つことがいい選択肢ではないと
感じる女性が増えた、ということは
言えるでしょうね。

 

この状態では、産んでもうまくいかないと思っている人ですよね。

こんな世の中では、
産んでもどうせうまくいかない・・・


そうした感覚が、子供は産まなくてもいい、結婚もしなくてもいいと思う人を増やしているのではないでしょうか」

そうした負の感覚が、
「子どもは産まないほうがいい」
「結婚さえもわずらわしい」
と思う人を増やしているのではないでしょうか。

 

子育てに関するヒトの生態、それは「共同繁殖」というスタイルだ。人間というのは、そもそも親だけで子供を育てるものではないらしい。
そもそも、人間は、
生物学的には大勢で子育てをするスタイルが
ナチュラルなんです。


こうした動物の特徴は、子供を育てるのに、大変な労力がいる種類であるということ。

なぜなら、
子を産み、育てることは
並大抵のことではないですよ。

 

戦前までは日本でも、ミーアキャットスタイルの共同繁殖がおこなわれるのが普通だった。同居する祖父母、叔父、叔母などに加え、近所のおじさん、おばさんなど、家族ぐるみ、地域ぐるみで子供を育てていた。
昔の日本がそうであったように、
大家族でワイワイ暮らし、
近所みんな巻き込んで子育てをするという特徴を持つ生きもの、
それが人間の自然な姿なんですよね。


 ところが戦後、社会が急激に変化すると同時に、その共同繁殖の枠組みが大きく崩れていく。

 まず核家族化が進み、子育ては母親1人の肩に大きくのしかかっていった。

ところが今の世の中
核家族化が進み、
子育てはママひとりの肩に大きくのしかかっています。

 

同時に地域の結びつきも薄れて、何かのときに頼れる近所のおじさん、おばさんも、もういない。

地域の結びつきも薄れて
何かのときに頼れる
近所のおじちゃんおばちゃんもいません。


「結局、子育てを手伝ってくれるメンバーがたくさんいた群れのシステムが崩壊して、共同繁殖をやってくれる体制が、地域の保育所くらいしかなくなってしまった」
無償で子育てに加担してくれるのは
実家ぐらいなもので、
それだって近くに住んでなければ叶わないし、
じいじばあばがそれなりに若くなければ
難しい時代です。

となると、

力になってもらえるのは、幼稚園や保育園ぐらいですが


 しかも現代の共同繁殖は、お金を支払わなければやってもらえない。

それも、お金を支払わないとやってもらえないという
リスクが立ちはだかります。

 

その不安感から、母親も働かざるをえなくなる。

経済的な問題から、
生活を維持するためにママは働かざるを得なくなり


と、こんどは、子供をじっくり育てる時間がなくなる。
そうすると、ただでさえワンオペ育児なのに、
子どもにじっくり向き合う時間も精神的ゆとりもなくなります。

 

 

ますます不安感は増していく。
ますます不安と疲労は増していくだけです。

「でもそうやって苦労して育てた子供が、将来どれだけ幸せになるかは不透明です。

しかも!

そうやって苦労して育てた子どもが
将来どれだけ幸せになるかも不透明。
 

いじめもあるだろうし、教育費はかかる、環境問題もある。

人間関係、教育の問題、環境問題、

 

いろいろ考えて、もう子供はいいやと考えてしまう女性も少なくないのです」
いろいろ考えたら、メリットなんか見えてこないかも
しれませんよね。

 

その結果、
「子どもはもういい」
と考えてしまう女性が増えても
しかたがないことだと思います。


 一方、こうして子供を持つことを諦めたとしても、繁殖のかわりに自分を満足させるオプションは、現代社会には山のように用意されている。

さらに、子どもを持たなくても
自分を満たしてくれるたくさんの選択権が
今の社会には山のように準備されています。

 

習い事をしてもいい、旅行に行ってもいい。

習い事もよし、旅行もよし、
ショッピングもよし、外食もよし。

 

何より女性の社会進出が進んで、仕事の楽しさを知る女性が増えた。

なにより女性の社会進出が進んで
仕事の楽しさを知る女性も増えました。

 

「もしかしたら子育て以上」のリターンがあるオプションが、現代社会にはいつでも手の届くところにある。

子育て以上のリターンがある
『わたしたちを満たしてくれる魅力的な刺激』が、
世の中あちこちに転がっているわけです。


「昔の女性は、年齢がくれば結婚して子供を産むという選択肢しかなかった。ほかに自分を高めるオプションもない。

昔の女性は、
子どもを産むという選択肢以外の
ほかに自分を高める選択権はありませんでしたが


そう考えると、現代の女性は、ある程度の自由を手に入れたと同時に、子供を産む、産まないという選択肢も手に入れてしまった。

今の女性は
ある程度の自由を手に入れたと同時に
子どもを産む、産まないという選択肢も
手に入れました。


少子化には、そんな側面もあるのかもしれません」
少なからず、
そんな側面があるんじゃないかと思います。


に続きます