12人産んだ助産師HISAKOさん、fun okinawaさん 金城真知子さんコラムのまねブログです。
金城さんのコラムからは、おばあちゃんへの想いが伝わってきて、とても好きです。
2020-11-24
fun okinawaさん 金城真知子さんコラム
2016-07-20
青 元記事
お義母さんが「今日は、首里のばーちゃんの家にも連れて行ったからさ~」と、私にお祝い袋を「はい」と。そこには、首里のおばあちゃんのシッカリした文字で、「ハチアッチー」「マースデー(塩代)」と記されていた。
赤 12人産んだ助産師HISAKOさんブログ
「ハチアッチー」と言って
お祝いをくださるご近所さんもいました。
ちなみに「マースデー(塩代)」というのは、赤ちゃんへのご祝儀。
もともとは、塩の持つ魔よけに加え、生活必需品という意味合いから、一生食いっぱぐれないようにという願いを込めて、出産祝いやハチアッチーの時に、赤ちゃんの額に塩を乗せるという風習があったそうだ。
汚れから守るため、マースの持つ魔よけと
生活必需品という意味合いから
一生食いっぱぐれがないように
赤ちゃんの額に塩を乗せたり、芭蕉の葉に塩を包む
風習があったそうです。
それが、塩の代わりに「塩代にしてね~」とご祝儀を渡すように。これが「マースデー」のいわれである。
現代では、
マースデー(マース代)
つまり、
「塩代にしてね!」
ということなんですね。
さらに言うと、赤ちゃんを実家に連れていき、トートーメー(仏壇)のご先祖さまに手を合わせる「ハチアッチー」は、生後1カ月ごろに行うのが習わしなのに…、首里のおじいちゃんやご先祖さまには、こんなにもご報告が遅くなってしまった。
生まれた赤ちゃんを抱いて
生後1ヶ月頃にはじめてお披露目することを
沖縄では「ハチアッチー」というそうです。
首里のおばあちゃんは、折に触れて、私にたくさんの沖縄の宝物たちを教えてくれる。
折に触れて
いろんなの沖縄の風習、
素敵な宝物たちを島人たちが教えてくれます。
現代において、おばあちゃんが言っている内容が事実に合っているとかどうかなんてことじゃなくて、「相手を気遣う気持ち」がすごく優しくて温かい。
これらの昔ながらの縁担ぎが
科学的事実に見合っているかはどうでもよくて
相手を思いやる気持ちが
優しくて温かくて幸せな気持ちになります♡
