12人産んだ助産師HISAKOさん、ESSE on line から NPO法人Fine代表・松本亜樹子さんインタビュー記事のまねブログです。
元記事は2020年、ワクチンもまだなかった第一波のさなか。
HISAKOさんブログは2021年、医療従事者へのワクチン接種が始まり高齢者先行接種が始まる前、第4波の入り口あたりで書かれています。
※2023年3月のHISAKOさんブログ一本化(アメブロ、noteを閉鎖)以降、削除されていることがままあります。削除理由は当方ではわかりかねます。
元記事
ESSE on line
NPO法人Fine代表・松本亜樹子さんインタビュー記事
2020-04-29
2021-03-26
青 元記事
4月1日、日本生殖医学会は「新型コロナウイルスの予防薬や治療薬が開発されるまで、不妊治療の延期を推奨する」旨の声明を発表しました。
赤 12人産んだ助産師HISAKOさんブログ
2020年4月、日本生殖医学会は
『新型コロナウイルスの予防薬や治療薬が開発されるまで、
不妊治療の延期を推奨する』
という声明を発表しました。
これを受け、体外受精や人工授精、胚移植といった治療の延期・休止を促すクリニックが増加しています。
これを受けて、感染防止を徹底しつつ
これまでどおり治療に応じるクリニックもあれば
体外受精や人工受精といった
不妊治療の延期・休止を促すクリニックも現れました。
松本さんは、現状をこう語ります。
「感染の不安はもちろん、治療を休んでしまうことでさらに強いストレスがかかってしまっている患者さんの声をよく聞きます。
感染の不安はもちろんあるけど
治療を休んでしまうことで
さらに強いストレスがかかってしまっている
女性たちの悲痛な声がわたしの元にはたくさん届きました。
なかには『採卵を含めて延期可能な治療については延期を推奨』とするクリニックも存在し、これが不妊症・不育症患者の間で大きな波紋を呼ぶことになったんです」
クリニック側から治療の継続を半強制的に
諦めざるを得ない方向へと仕向けられてしまった
という話もたくさん耳に入り、
実際にクリニック側のこうした動きを受けて、治療にあたっている人たちの声を聞いてみました。
「不妊治療を『不要不急』かつ『自己都合』と思う方もいるかもしれませんが、
それぞれの人生計画の中で
妊娠を希望して前向きに努力している人たちの
コロナ禍の中での妊活継続を
『不要不急』『自己都合』
とかいう言葉で切り捨てていいんだろうか・・・
当時、妊娠中だったこともあり、
女性として、わたしはとても葛藤しました。
自然妊娠が難しい人にとっての治療は『必要至急』です。
考え抜いた末、自分の中で出た結論は、
妊娠や出産は、
計画通り、予定通りに叶うことではないからこそ、
治療にしても自然妊娠にしても
「ほしい」と思ったそのときがその人にとって
『必要至急』だ!
ということでした。
コロナの感染はたしかに怖いけれど、妊娠や出産がこの先できなくなるかもしれないことがなによりも怖いと思う人がいることも、理解してほしいです」(Aさん・33歳・治療歴2年半)
コロナの感染リスクと、この先の人生で
妊娠出産が2度とできなくなるかもしれないことを
天秤にかけたとき
後者をなによりも怖いと思う人も
いるということを理解してほしいと思いました。
「妊娠率や流産率を考慮すると、少しでも早い治療が望ましいはず。私の場合は高齢なので、治療に頼らざるを得ません」(Bさん・41歳・治療歴7年)
妊娠出産には年齢的なタイムリミットがあります。
急がなければならない女性にとって
妊娠率や流産率を考慮すると
少しでも早い妊活が望ましいはずです。
「私は28歳ですが、卵巣年齢は40代なかば相当とクリニックに診断されました。閉経が早いことが予測され、早急に採卵を何度もしなくては妊娠が難しいんです。なかなか妊娠できないことでメンタルが疲弊している患者への配慮がたりないように思いました」(Cさん・28歳・治療歴1年半)
1年前の学会の声明はましてや
40歳以上の高齢妊娠希望者や、
高齢じゃなくともさまざまな理由で自然妊娠が難しく
なかなか妊娠できない女性たちへの
メンタル面での配慮が足りなかったことを痛感します。
妊娠や出産には適齢期・年齢的なタイムリミットがあるもの。急がざるを得ない患者にとっての不妊治療の自粛は、難しい問題です。
妊娠出産には年齢的なタイムリミットがあります。
急がなければならない女性にとって
なのに、「不妊治療や妊活の自粛を推奨」だなんて
簡単に言うなよっ!( *`ω´)
って話ですよ。
ちなみに、学会の声明は、「可能なものについては、不妊治療の延期を推奨する」という話であり、強制力のあるものではないようです。
学会の声明は決して
強制力のあるものではなかったのですが、
当然、感染防止を徹底しつつも、これまでどおり治療に応じるクリニックもあります。
これを受けて、感染防止を徹底しつつ
これまでどおり治療に応じるクリニックもあれば
しかしながら、治療の継続を希望してクリニック側から却下されたり、半強制的に治療を諦めざるを得ないという患者もいるのも事実。
クリニック側から治療の継続を半強制的に
諦めざるを得ない方向へと仕向けられてしまった
という話もたくさん耳に入り、
「不妊治療に必要な薬を処方してもらえなくなりました。『コロナは長期化する可能性が高いし、もっと年上の患者も延期しているから我慢すべき』『ここは僻地だから、地域の医療崩壊をさせないため。ハイリスク妊婦になって、総合病院に入院する可能性があるあなたは妊娠を控えるべき』と医師に言われ、絶望しました」(Dさん・39歳・治療歴2年)
ただ、医療従事者の立場だと
「長期化する可能性が高いコロナ禍で
高年齢のハイリスク妊婦を増やすことは
地域の医療崩壊を促進させるリスクになり得る。
だから今は妊娠を控えるべきだ」
という考えになるのも
理解できないわけじゃありません。
かつて自身も不妊治療を経験した松本さんは、「新型コロナウイルスが妊婦や胎児に及ぼす影響は未知数なので、医師が慎重になる理由もうなずけます」と理解を示します。
コロナが妊婦や胎児に及ぼす影響は
この1年でいろいろわかってきたことも多いですが、
それでもまだ、わからないことだらけです。
そう考えると
医療現場が慎重になるのは当然のことでしょう。
「しかし不妊治療が受けられなければ、当事者のご夫婦は『子どもがいない人生を送ることになるかもしれない』という絶望感も抱えてしまうのではないでしょうか」
でもその一方で不妊治療を受けられない状況は
当事者のご夫婦にとって
『子どもがいない人生を送ることになるかもしれない』
という絶望感を抱えてしまうのではないでしょうか。
一方で、こうした状況下でも、治療をせずに自然に妊娠する人もいます。
さらに深掘りしていく
とこうした状況下でも自然に妊娠する人たちも
たくさんいますよね。
治療をして妊娠するのも、自然に妊娠するのも、妊婦にとっての感染リスクは大きいわけで、そこに疑問を抱く声もあります。
治療をして妊娠するのも
自然に妊娠するのも妊婦にとっての感染リスクは同じはず。
「『コロナウイルスの治療薬アビガンは妊婦に使えないから不妊治療は延期』と担当の医師に言われたのですが、それなら自然妊娠も一緒では? 『不妊治療だけがNG』という対応に違和感を覚えます」(前出Dさん)
不妊治療は受け入れず
自然妊娠は受け入れるっていう
世の中の暗黙の風潮には腹立たしささえ感じました。
前述のアビガンの影響も含め、妊婦はコロナに感染しやすいのか、重症化しやすいのか、胎児にどんな影響を与えるのか…。諸々のリスクは今後の報告例待ちです。
コロナが妊婦や胎児に及ぼす影響は
この1年でいろいろわかってきたことも多いですが、
それでもまだ、わからないことだらけです。
もろもろのリスクは今後の報告待ち。
