「伝える」ということ | SC神戸中国語スクール 京都校

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先日、テレビを見ていると、元アナウンサーの吉川 美代子さんが;

「アナウンサーは原稿を読むのではなく、伝えなきゃならないのよ」

と言っていました。

番組自体は「ゆとり世代」に対しての「不満」のようなものを紹介していて、吉川さんは「ゆとり世代」が本や新聞を読まない。ということから「ゆとり世代」が文章を読まなくなっている。特に長い文章を読むことができなくなっていることを憂慮してこのように言ったのです。

これ、外国語を使う時にも大いに参考になることだと思いました。

外国語も、それを話したり文を書いたりする時には、自分の想いなどをまず十分に理解し、それを相手にわかるように表現しなければならない。
覚えた外国語をただ読むように話したり、書いたりするのでは「伝わらない」のではないかと思いました。

ネットで吉川さんのこの発言を調べると以下がありました。

目標と志を高く持って新たな世界を切り開いてほしい  TBSテレビアナウンサー、TBSアナウンススクール校長 吉川 美代子

私はアナウンサーという“伝える仕事”をしていますが、常に心掛けているのは、書かれた原稿をただ“音”に変換するのではなく、伝え手側がきちんと“意味”を理解した上で相手の心に届けるということ。コミュニケーションが一方的なものにならないためにも、相手に対する思いやりの心が大切です。そういったことを念頭に置きながら、自分の考えをきちんと伝えられる社会人になってください。

外国語を使う。特に話す時にはこれが大切だと思うのです。

通訳する時に特にこの「伝え手側がきちんと“意味”を理解した上で相手の心に届ける」が重要だと思うのですが、通訳ではなくても、自分の想いを伝える時にも、覚えた外国語を原稿を読むように単に“音”に変換するのではなく、“意味”を理解した上で、相手の心に届けることが大切だと思うのです。

そのためにどうするかというと、

●大量の情報をインプット(触れるだけでもOK)する。
吉川さんが憂慮しているように、「理解力」を鍛えるには日々大量の情報に接する必要があると思います。
吉川さんはアナウンサーとしての「伝える力」のことを言っているので原稿を読みそれを理解する力を鍛えるために本や新聞を挙げていますが、通訳や会話で言葉を話すのなら、日々大量の外国語に接することも必要かと思いますが、いずれにせよ、大量の情報を日々インプットし、それを理解することが必要だと思います。
※触れるだけでもOKとは、潜在意識がしっかりとインプットしてくれていると思うからです。

●相手に対する思いやりの心。
書かれた原稿をただ“音”に変換するというのは、外国語では覚えた単語やフレーズを単に棒読みしている状態だと思います。
そうではなく、相手に何とか伝えようと感情を込めて、身振り手振りも含めて伝える。
そして相手が理解してくれたかどうか常に意識する。
相手の気持ちを思いやることが必要で、これがなければ一方方向のコミュニケーションになってしまうと思います。

このことは「伝える」から「伝わる」にも通じるのかも知れません。


(画像は『絆結(ばんゆう)』さんのブログ:「伝える」から「伝わる」へ (4)からお借りしました。)

『絆結(ばんゆう)』さんはブログで言っています。

「伝わる」は、相手のことを想う印象。
相手に伝わりやすいように努力する。
相手をイメージして、相手の心を動かすという感じ。


だと。

外国語を学ぶというのは相手の心を思いやる力を磨くことに通じるのかも知れない。

そんなことを思う、今日この頃です。