落語という芸は、常に人と人とが会話している。 | SC神戸中国語スクール 京都校

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~楽しく語って楽しく聞こう!~

では、

第11回師匠と弟子の関係って……

なのですが、ここでは別に中国語を学ぶにあたって先生と生徒が落語の師匠と弟子の関係だということを申し上げるのではありません。

落語家に弟子入りすると師匠はあいさつを始めいろんな事を教えるのですが、大切なのは心の問題だといいます。

今、東京というコンクリートジャングルで生き抜いていくには、ストレスをなるべく溜めずに暮らさなきゃならない。そうやって、生きていくために心を閉じている。皆さん、心を閉じている人の落語って想像できますか?落語という芸は、常に人と人とが会話しているんです。そこで心閉じたまんまで楽しい長屋の人々の会話……って、こりゃ厳しい!だからそういう人の落語って、リアリティがないんです。人物たちが会話してない。つまり笑えません。

心を閉ざしている人の落語はリアリティがない。

これって中国語会話をするときの心構えにもあてはまるのではないでしょうか?

言葉はコミュニケーションの道具。(思考の道具でもあります。)
特に中国語や英語は意味を伝えることが最優先でわかりやすいのが一番。
それを細かいことを気にする日本語の習慣で文法的に間違ってはいないだろうか、失礼な言い方ではないだろうかと考えて、心を開かずに会話をしようとしても相手には伝わらないし、言葉も出てこない。

でも、生真面目で几帳面な日本人はなかなかこの壁を越えることができない。

そこで私が提唱するのは落語形式で中国語会話を練習することです。

本来なら中国語劇で覚えたセリフを感情やしぐさを加えて表現するのがいいのでしょうが、普通の人にはなかなかそんなチャンスはありません。

会話の練習と言ってもいつも中国語のできる人がそばにいるとは限らない。

ではどうするか?

落語は一人二役。
しかも常に人と人が話しています。
右を向いたり左を向いたりして、その人に成りきって、しぐさや感情を込めて、リアリティを表現する練習をするのです。

「あ、おまはんかいな、まあ、こっちあがり」
「へい、おおきに」
「久しぶりやな~、どうないしてたんや」
「へい、おかげさまで元気で暮らしています」

これに相当する中国語で一人で会話するのです。
その時には教科書を読むような棒読みではなく、活き活きと、その人物が目の前にいるように、つまりリアリティがあるように演じます。

記憶術にはコツが合って、連想するといいようですが、感情を込めたり、場面を想定したり、体を動かしたりすることで記憶を定着しやすくするという効果もあると思います。

いかがですか?
中国語落語を一席まるまる覚えたら、もう貴方は中国語でコミュニケーションできるようになると思いませんか?

※リアリティ
1<現実性>感 zhēnshígǎn在感 shízaigǎn现实感 xiànshígǎn
¶リアリティに富む作品。
富有真实感的作品。
2<実在>实在。