雨が降っていて少し過ごし辛いですね。息子はオムイチで泣いております(笑)

 とりあえずミルクを用意したので妻に与えてもらって書いていきます。



 フリーテーマの今日はまた好きな漫画のことについて書いていこうかなと思う。




★『金田一少年の事件簿』


 金田一と聞いたらもはや金田一一で金田一耕助と思う人の方が少ないであろうと思えるほど人気シリーズになった推理漫画です。

 推理漫画といえばコナンか金田一、そのぐらい国内には浸透し馴染み親しまれている作品…なんだけど扱っている事件が連続殺人事件中心なので、案外親しまれていると思ってるのは私だけかも知れない(笑)

 昔はこの内容でも少年誌に載せれたんだなあと今の規制に若干腹が立つほど、遺体の描写がエグくてリアルな単行本27巻までのシリーズ初期は特におすすめ。

 殺人の動機に泣けるドラマがあることが多く、被害者に感情移入出来るケースが少ないというか、こりゃ殺されても仕方ないわ…と思うこともしばしば。

 かと言ってそればかりということもなく、何も殺さなくてもと思わされる動機もあるし、証拠隠滅や口封じなどの衝動的な殺人もあって、動機には納得してもやっぱり殺人という手段って間違ってるんだと気付かされる内容がほとんど。


 個人的にベストエピソードは「首吊り学園殺人事件」で、ネタバレを含むけど犯人の数学教師が思いの外激情家で衝動的な内面をしているのにも関わらず、数学教師なのは納得なレベルで高い計画性と論理性と計算高さをもって殺人事件を決行した結果、あと一歩で金田一を欺き切るところまでたどり着いている。

 動機面もこのキャラクターの登場時の印象からすると、随分と意外でインパクトある内容だったりする。犯行のトリックや殺害順に関する真相など、見どころも多くシリーズ後期の画風で同じ内容を描いたら同じ感想を持ったか分からないほど、当時の絵と表現規制のレベルとが噛み合った稀有なエピソードと言えると思う。


 他にも、「雪夜叉伝説殺人事件」「蝋人形城殺人事件」、「魔犬の森の殺人」、「獄門塾殺人事件」、「薔薇十字館殺人事件」なんかも好きだけど、ともかくこの作品自体が好きなので興味ある人はぜひ読んで欲しいです。




 思いの外時間がかかったので、今日はここまでにします。明日もいい日でありますように。